20日 朝の気温10℃前後 霧・風 12時頃からは雨も降りだす予報。。。
富沢ガイドと話合い、「雨の中のビバークは避けたい」との事で、北鎌尾根は中止。
予定を変更し、東鎌尾根から槍ヶ岳を経由し、南岳小屋までの行程になりました。
その為、出発予定を遅らせ5時過ぎに、悪天に対し万全の準備をして出発しました。
20分程歩くと、
貧乏沢入口の指道標が
土手に置いてありました。
今回は中止なので
せめて記念写真を・・・
登って行くと樹林帯の中に下降するしっかりした道がついていました。
次回の為の下見??
「この貧乏沢をおりて天上沢出会いまで行き、向こうに見える
北鎌沢の雪渓の無い右俣をコルまで登る。これが一番大変だと思う」
地図上で想像するより
実際の場所で説明を受けると、
イメージはしっかりできました。
次回の為の下見はバッチリです!?
北鎌の稜線はガスの中でした。。。
東鎌尾根に変更になったので
北アルプスの花を撮りまくり(^^♪
花はもうすっかり秋の花になっていました。
左から・オオヒョウタンボクの実
・ウメバチソウ・トリカブト
・ベニバナイチゴの実(大きくてで美味しい)
・ミヤマキンポウゲ
西岳から下る頃にはなんと南側は青空、
そして北鎌尾根も標高のかなり高い所までガスが切れて視界が良くなって来ました。
天気予報は外れた?えぇぇ行けば良かった~??? 等と思われる位明るくなったのです
クサリ・梯子が連続する
東鎌尾根の核心部
11:40槍ヶ岳山荘到着 ここで風が強くなってきたので、大休止。暖かい飲み物で体を温め、
12:15小屋を出発。小屋を出る頃には更に風は強く、視界も悪くなり、気温も低下、雨具にもなるウインドブレーカーとレインレインパンツを着込み出発しました。
大喰岳到着。槍ヶ岳から大喰岳までは標高差があまりないので楽ちん!
と思っていたら・・・大間違い。結構きつい登りでした。視界は5m位。看板しか判らない。
中岳に向かう途中、霧の中に何か白いものが・・良く見ると分厚く残った雪渓でした
梯子を登って中岳へ
相変わらず、視界は悪く、雨が強くなってきました。
今回はピークに立ってないので(燕岳も大天井も槍も頂上はバス)
頂上での写真を撮って頂くようお願いしました。何も見えない頂上でしたが…
あまりにも視界が悪く、このコースが初めての私にはどこを歩いているのかさっぱりわかりません。 |
小屋に入るとストーブが焚かれていました。
冷えた身体にストーブはとても嬉しい。
暫く、ストーブの前を動けませんでした^_^
景色が素晴らしいと聞いていた南岳小屋。
一度泊まってみたいと思っていた小屋です。
小屋の中は清潔で、快適でした。
景色はおあずけで残念でしたが・・・
明日はいよいよキレット越え・・天気が気になります。
小屋のパソコンで何度も確認・・・でも予報は最悪×××(>_<)
「朝から雨・風強く、濃霧」
富沢ガイドと何度も話し合いを重ねましたが、予定通り出発する事になりました。
20日コースタイム(休憩含)
大天井ヒュッテ5:10―7:45西岳8:00―8:50水俣乗越9:00―11:40槍ヶ岳山荘12:15―14:45南岳
by yoshiki | トラックバック (0)