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いつも背負っているピンクのザック:ゴレゴリー40L(現在は廃番)
これで日帰りから3泊4日まで使用しています。私は背が小さくなで方なのでなかなかフィットするザックが無いのが残念です。ザックはとても大事です。自分の体形や背中の長さ、目的に合わせて選んでくださいね。自分に合ったザックを背負うとザックが軽く感じます♪
①ヨシキの袋…完全防水なので、泥で汚れたものや濡れたものを入れるのに便利。
(ヨシキでお買い物をして頂ければゲットできますよ)
②新聞紙朝刊2日分…骨折や捻挫をしたときの添え木の代わりに使用できる(セルフレスキューにて)
靴が濡れた場合、丸めて靴の中に入れておくと水分を吸収してくれる。
③ツエルト&細引…緊急時用(出しやすいように、またパッキングしやすいように大き目のスタッフバッグに入れてあります) アライテント:ツェルト1
④ハイドレーション…ザックを降ろさなくても水分の補給が出来るので、便利です。
⑤中の見える防水袋…雨の時にザックの雨蓋の荷物を入れる。その他にも色々使用方法有
⑥マグカップ…小屋泊でも1つあると便利。⑦のヘッドランプはこの中に入れています
⑦ヘッドランプ+予備電池…小屋の中、万が一暗くなってしまった時の山の必需品
⑧トレッキングポール…普段は写真を撮るので、あまり使用しませんが、足の怪我をしたときの松葉杖の代わりや添え木の代わりにもなる(セルフレスキューにて)。
普段あまり使用しないので、ザックの中に入るコンパクトなポールにしています。
電車等に乗る時もザックの中なので、安全。ブラックダイヤモンド:ゼットポール
⑨レインウエア(パンツ)…着脱がしやすいのでフルオープンのパンツを使用。
一刻も早く着用できるようにファスナーは予め全てオープンしておきます。
取り出しやすいように、入れる袋は大き目にしています。
ジャケットのみ使用する事が多いのでジャケットとパンツは別々の袋に入れてます。
⑩カサ…カサが使用できるのは、風が無い時の樹林帯位なので、強度は考えず、一番軽いカサにしています。
⑪チェーンアイゼン…雪渓・突然の雨で滑りやすくなった道・万が一靴底が壊れた時にもこれがあれば歩ける。チェーンをゴムで靴に固定して使用するもの。ルッド:チェーンアイゼン
写真にはありませんが・・ポーチ1個分の救急セット(セルフレスキューで勉強したもの)
・ペットボトル入り500ccのお水(怪我をした場合の消毒にも使用出来るので予備として)
以上、一部をご紹介しましたが、上記商品は全てヨシキ店内及びヨシキ&P2楽天ショップで購入できますよ♪種類も色々ありますので、詳しくはスタッフまでお気軽にお問合せ下さい。
又、吉野(と)は3F事務所にいますのでご来店の際は是非呼び出して下さいね(^_-)-☆
レポートby toyoko.
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9:25キレット小屋着
小屋の前になんと! コマクサが咲いていました♪
9月なのに咲いたばかりの綺麗な花でした。
トイレは小屋から少し下った場所にありました。
仮設トイレですが、清潔でした。
キレット小屋から2時間で頂上 (^_-)-☆
最後の登りが始まります。
更に近づいてきました。岩稜帯の麓までやってきました。
画面右は大天狗
岩峰が聳えていますが、
左にポコンと頂上だけみえているのが赤岳
画面真ん中で色が薄く見える岩稜帯を登って行きます。
岩稜帯まで来ました。いきなり急登の岩場・・・
ここからはしっかりと3点確保で登ります。
初めての体験のOさん
しっかりと登って行きます。
お花達は岩稜帯のちょっとした岩の割れ目にも根をおろし、しっかりと花を咲かせていました。
下左からタデ・イブキジャコウソウ・ウスユキソウ・トウヤクリンドウ
左の写真の花は初めて見た花で名前は分りませんでした
指導標にはあと15分と書かれていました。
最後の気力を振り絞って歩いているOさん
「本当にあと15分?うそでしょ」
あと少し、あと少し・・・
と何度も言いつつここまで来たので指導標も信じられなくなっていました(笑)
11:50 赤岳頂上2899mに到着です♪
やったね!Oさん☆彡☆彡
結局指導標から30分かかったけど・・・
青空が欲しかったけど
2日かけて八ヶ岳主稜3座征服です!
初めての八ヶ岳、初めての岩場で・・・
本当に良く頑張ったわ★私にだまされながらね(^_-)-☆
頂上で柏から来た2人組のお兄さんに出会い、写真を撮ってもらいました。
そう云えば青年小屋にも千葉からのお客様がいました。
平日で登山者が少ないのに、千葉の人の割合は結構多い!
でもヨシキを知っている人はいませんでした。残念((+_+)) 頑張らなきゃ!
お天気が心配なので、10分ほどの休憩で下山をする事に・・・
県界尾根は赤岳頂上から直接下山します。いきなり草付の鎖場、土の上に石が混ざり
その上急勾配なので、落石が心配、静かに静かに降りて行きました。
続いて溶岩の鎖場。急勾配すぎて、鎖で懸垂下降をしている気分(^_-)-☆
梯子が出てきました。梯子の下にはクサリ又クサリ又クサリ・・
いっきに下って行きました。
ここでも秋のお花や実・紅葉が私達を出迎えてくれました。
気持を集中して下りて来た岩場を終えた所で、ほっとさせてくれました。
13:57 大天狗着
樹林帯で眺望はありませんが、
歩き易い林道が続きます。
16:00大泉清里スキー場に下山。
心配された天気も・・青空が広がって
ピンクの花のヤツガタケアザミが群生していました。
もうあと少しで林道終点。
「1泊2日、女子2人、南八ヶ岳/編笠山・権現岳・赤岳縦走」の山旅も無事終了です\(^o^)/
今回の温泉は、甲斐大泉駅前パノラマの湯。温泉で山旅の疲れ&汗を流し、あずさ30号に乗込みました。
どうしても山梨側からの赤岳を見たい、権現岳に登りたい、キレットに挑戦したい・・・
昨年から思い描いていたコースの山旅がとうとう実現♪
美濃戸口からの赤岳は何回となく登っていましたが、その顔とは全く違った顔をしていました
キレットからは刻々変化する赤岳を見ながらの登り、荒々しい岩稜帯の登り、県界尾根は奥穂の吊尾根よりも大変ではないかと思われる連続する急傾斜の鎖場。
そして、何よりも山に行ったらはずせない高山植物が満載★
権現岳から赤岳のコースは八ヶ岳で一番好きなコースになりました。
お天気にも恵まれ、秋色に染まり始めた南八ヶ岳
思い出に残る山旅になりました(^_-)-☆
次回は?花の季節に挑戦してみたいな~なんて考えているところです・・・
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2日目(12日)朝起きると満天の☆彡☆彡
そして、空が白々と明ける頃・・
先程まで頂上を覆っていた雲が全部消え・・
裾野まで広がり雲海に浮かぶ富士山・・
優美な姿を見せてくれました。
本日は上天気! ラッキー★★
登山口の樹林帯を抜けると展望が開け、振り向くと・・・青い屋根の青年小屋と
朝日を受けた編笠山が・・・昨日下りて来た登山道が左右を分けるように真ん中に一本の線のように見えています。
その後ろには遠くの山々の稜線が青い空にくっきりと・・・
昨夜の雨で空気中のごみが全部洗い流されたよう・・
スッキリした清々しい空気で満ち溢れていました。
蓼科山が見えてきました。
八ヶ岳の一番北に位置する山。
一番南から見ているんですね♪
紅葉したイワベンケイの葉が、
陽を受けて輝いていました☆彡
朝日を受けると不思議と元気になりますね(^_-)-☆
太陽は、きっと、草も木も動物も昆虫もみんな元気にしてくれるのでしょうね。
権現岳登頂最大の難所
頂上直下の鎖場を登るOさん。
クサリ場は初めて・・・
と云う割にはバランスよく
軽快にクサリ場を通過(^_^)
7:30権現岳西峰ギボシ頂上到着♪ バンザーイ★
青い空、360度の大展望!
これから向かう赤岳(写真下左)
写真下右:南アルプス連峰に続く峰々の向こうには中央アルプスの峰々・・・・最高\(^o^)/
権現岳を後にキレットの最大の難所(?)長い梯子に向かいました。
私が、「権現から赤岳に行ってみたいけど、キレットって私でも行けるかしら」・・・と相談した時に、みんなが口を揃えて
「キレットの梯子は50段位あって、ガタガタしていて、時々後ろに引っ張られて結構怖いよ」・・・みんな私をおどかしている????
うぅ~ん??? 私、行ってみる!大丈夫、何とかなる (^_^)/ 一大決心でやってきました
そのキレットの梯子は・・・「これがキレットの梯子????」
「1.2.3.4.~51.52・・・50段以上あるからこれなんじゃない」
「でも、全然ぐらぐらしてないし、傾斜も垂直じゃないよね」
「キレットの梯子は権現岳を通過してまもなくのはずだから間違いないと思う」
梯子は岩場にしっかりと固定され、傾斜も垂直以下で、安心できるものでした。
心配していた難関は、あっけなく通過となりました(^_-)-☆
左:梯子を下った後の稜線からの権現岳
右:突然湧き上がってきた雲に見え隠れする赤岳・・
これからあの頂を目指します♪
キレットの梯子を通過後
旭岳・ツルネ他稜線のアップダウンを繰り返し、
秋の花やウラシマツツジの紅葉を楽しみながらキレット小屋を目指しました。
赤岳はさっきまでの雲はすっかり消え・・・
そして赤岳が
少しだけ近づいてきました。
眼前に迫る赤岳、
地蔵尾根から見る赤岳とは違って頂上からの尾根は鋭い岩稜帯。
迫力満点!
⇒2日目後編につづく
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権現岳&キレット・・・
山の経験者に聞くと、
とても困難なルートとのお話
とても私には難しいそう(~_~;)・・・
そう思って諦めていましたが、
意を決して挑戦してきました♪
良かった~☆彡
感動・感動の2日間になりました★★
今回のお花の写真や景色の写真は季節のスナップ写真館でご覧ください。9月の上旬、2500m以上の山は夏の名残と、秋の始まりが同居しているようでした\(^o^)/
1日目 小淵沢-10:00観音台 10:10~11:10雲海展望台11:20~12:15押手川12:25~
14:10編笠山14:20~15:00青年小屋
9月11日 スタッフOさんと2人で
あずさ3号に乗込みました。
お天気は上々♪
小淵沢到着後、
タクシーで本日の登山口、観音台へ
タクシーを降りると、早速秋のお花達が出迎えてくれました(^_^)/~
虫たちは花から花へ忙しそうに飛び回っていました。
展望は???・・
南アルプスの峰々が間近にみえるはずですが、本日は真っ白いガスの中・・・残念!
また、編笠山への登山口、観音台には綺麗に掃除された仮設トイレが2基設置されていました。
登山口のトイレは女性にとってはとても助かりますね(^_^)
10:10準備を整えて出発しました。
観音平からはカラマツ林の明るい登山道。
樹下はササに被われ、
ササの緑色の中にトリカブトの紫色が
彩りを添えて・・・
樹林帯の中は無風! 吹き出る汗!
樹林の間から時折風が吹きあげてくる・・
天然のクーラーのよう・・気持ちい~い
押手川・・ここは青年小屋巻道と編笠山直登の分岐
ここで一休み・・・
色々な種類の苔むす世界・・・
北八ヶ岳の雰囲気です・・・
苔を写真に撮る
苔が大好きなOさん
登山道を覆う木の根と石の道を登りって・・
だんだんと傾斜は急に・・・
そして、苔に被われた大木や切り株
森の中の・・奇妙な形の木・木・木
もののけワールド★・・怪獣?ライオン?それとも??
やがて大きい岩が連続する道になり、
更に傾斜は増し、登山道は細くなり・・・
遠くの方では雷がゴロゴロと鳴り始め・・・
ハイマツ地帯になると、更に道は細くなり、
更に急登となって来ました。
頂上はもうすぐ♪ あと一頑張り!
山頂直下、とうとう視界が開けました♪
うわ~すごい!
頂上付近は暑い雲に覆われていますが
南アルプスの山々が見えてきました。
今までの辛さも忘れるこの瞬間♪
14:10編笠山 頂上到着です\(^o^)/
頂上は岩がゴロゴロしていますが、広くて開放的、富士山をはじめ南~北アルプス他周囲の山々が見渡せる360度の大展望が広がる素晴らしい頂上です。
そして夏は高山植物の宝庫・ハイマツも緑の彩りを添えて・・・
今日は、雨が今にも落ちてきそうな空模様ですが・・視界は良好♪
残念ながら富士山は雲の中で見えませんが、明日縦走予定の権現岳・赤岳、そして阿弥陀岳が眼前にどっしりと聳えています。
怪しい空模様なので頂上滞在10分ほどで、青年小屋に向けて下山開始しましたが・・・
心配した通り・・下山開始すぐにポツポツと降ってきたな~と思った瞬間スコールのような雨の襲撃!
眼下に青い屋根の青年小屋が見えてきましたが・・・
登山道はハイマツに被われ狭くて道が良く見えないのですが、石や根っこが出ている道は急で段差が大きく、滑りやすい(@_@;)
樹林帯を抜けると大きい岩が連続する岩稜帯。赤い矢印に添って岩から岩に・・・
全部が岩の斜面を下るのは結構大変(~_~;)
小屋が見えているのになかなか近づいてきません。
コースタイム20分がなんと40分も!
15:00 青年小屋到着!
小屋番のお兄さんと赤ちょうちんのお出迎え
「青年小屋はいいよ!」との評判。
評判通!本当に良かった★★★★★
快適に過ごせました♪
★当日の宿泊は6人グループと2人組x4の合計14名
各グループに1部屋ずつ提供してくれました。
2人で20畳程の部屋を使い放題・・贅沢ですよね。
部屋の入口は障子・そして裸電球、趣があっていいですね。
★コタツとまきストーブ 火は入っていなかったけど良い雰囲気
★食事は全て手料理であったかいし美味しい。フライは揚げたて、おかずの種類も多く、お味噌汁は具沢山で具だけで
お腹が一杯になりそうな位。朝食には手作りの焼売も・・・
食事が美味しいと元気が出ますよね♪
★お弁当は朝作ったおにぎり2ケ+おしんこで500円・・・今お弁当をおにぎりにしてくれる小屋は非常に少ないです。山小屋にもいろいろと事情があるんだとは思いますが、山ではおにぎりが一番ですよね・・・しかも作りたて!最高のお弁当です(^_-)-☆
私にとって初めての経験:小屋に泊まったのですが、今年は雨が少なく、宿泊者にも水の提供が出来ないとの事。歩いて5分ほどの「乙女の水」まで水を汲みに行きました。水はとっても美味しくて良かったのですが・・後でふと思ったのですが、普通、小屋では水を確保できない場合はペットボトルの水を販売しているのですが、青年小屋では販売してなかったですね。どうしてなんだろう????
夕方になり、雨も止んで、なんと、富士山が・・・見えてきました\(^o^)/
うっすらとピンク色に染まった雲の上に・・・
頭を出して聳えています。
一昨日(9日)はあの頂上から八ヶ岳を見て
今日は八ヶ岳から富士山を見ている★★
なんと贅沢な!!!!
下の写真は青年小屋近辺で見かけた植物達・・・山はもう秋が始まっていました。
夜寝る頃にはまた暗い闇の中に稲妻が光り、雨が本格的に降ってきました・・・
夜中にはザー・・・とすごい音をたてて降っていました。明日、大丈夫かな~
⇒2日目前編につづく
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