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11/19(木)花トレ鬼石桜山。
平日と言う事で参加者が11人。
15人以上でないと実施できないのですが>^_^<
花トレ初めての方が大勢申込んで来てくれているし・・・
でなんとか実施したいよね・・・
そこで、いつもはスタッフ3人のところ、2名でやろう!
花トレを始めたスタッフコンビ「しょうこ&とよこ」の2人で・・・
とよこがリーダー、しょうこが最後と真中の盛上げ役を兼任\(^o^)/
あとは、ベテラン参加者に協力してもらう・・・
かくして、花トレ始めて9年目でリーダーデビューとなったのです。
鬼石桜山は2回行っているし、大丈夫!?・・・
自分に言い聞かせ出発しました!
いつもと勝手が違ってちょっと緊張・・・
車内での9年目なのですが、リーダーデビューなので宜しくお願いします」
と挨拶。皆さんから笑顔のあったかい拍手♪
皆が応援してくれている(^_-)-☆がんばろう♪♪♪
鬼石桜山は7000本の冬桜と紅葉が同時に見られる名所・・・
ただ聞いただけでは信じられないですよね。
紅葉と桜が一緒にみられるなんて・・・・
私も、実際に自分の目で見るまでは信じられませんでした。
でも・・・・本当なんです。
集まると必ず人数の確認。
人がいっぱいいる中なので、これが一番大変。
紅葉と桜の花が咲く下でのランチタイム。
そして後半の温泉までのトレッキング!
歩きはじめてまもなく、三叉路に・・・・
道らしきものはなく、ちょっとした広場があるだけ
道は右に大きくカーブし、くだりになる車が通れる道
確かここは真直ぐのはず・・・・
広場の先を確認に・・・
道がないと思ったら広場の先に巾30cm位の細い道がある事を確認
でも明らかに道なりに進むのであれば下る道に進むのが一般的・・・
で、道なりに進むことに・・・
でもなんか違うよな??????と思いながら
200m位歩いたところで道は行き止まり (~_~;)
この道は仕事道。材木等を運ぶ為に車が通れる広い道になっていたのです。
先ほどの広場の先に道はある事を確認してあったので、そちらに変更・・・
その後はきちんと道標が整備されなんとか無事に温泉に到着!
花トレでは最後尾や真中を皆さんとお話をしながら歩くことが多いのですが・・・
コースに集中していないので、はっきりとは覚えていないものなのですね。
リーダーとして先頭を歩くと、常に自分の進む方向を確認しながら
コースに集中して歩くので、一度あるけばコースはしっかり頭に入るんですね。
リーダーの大変さが良く分かりました。
リーダーとして歩いた今回はゴールに着いた時、本当にほっとしました。
ゴールした時、そして、帰りのバスに乗ったときの安堵感や充実感は
それはそれは、今までとは比べ物にならないくらい大きいものでした。
参加者の皆さんの協力で、無事下山する事ができました!
リーダーの大変さも体験できました。
今回のトレッキングは景色もとっても綺麗だったけど・・
私的にも充実感いっぱいの花トレになりました(^_-)-☆
次回鬼石桜山に行く時はもうバッチリ♪お任せ下さい(*^_^*)
でもリーダーをすると写真が撮れないのがチョットね~
そうは言ってもそこは吉野です。
とらないはずは無い!フリータイムにしっかり撮りましたから、
季節のスナップ写真館を見て下さいネ。
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翌日、5時半朝食。お弁当の散らし寿司を受け取り・・
今日も良い天気!記念写真をとり、6時30分出発! 今日は富士山がみえるぞ!
※今回の山行で出逢った景色は「季節のスナップ写真館」にアップしていますのであわせてご覧頂ければ嬉しいです。
三条の湯の裏手から沢を渡ると、いきなりの急な登り。
朝の日差しにてらされ輝いている色とりどりの木々の葉。やっぱりひかりを受けると綺麗!
水無尾根・・・三条の湯から650mの登りで三条だるみ。
1時間程登ると視界が開け・・太陽がまぶしい・・・
ここで休憩!
「今私達はどの辺? 地図見せて!」
「ここはとても狭い尾根なので・・・」
実際の地形と地図も見比べ場所を特定する。
「この辺でしょ」皆の意見が一致。
休憩ごとに地図を出して確認。高度計で高度を確認しながら現在地を確認・・・
何といっても、「読図講習応用自主トレ編」ですから(^_-)-☆
急な登りが続きます。
あと、どのくらいでつくのかしら・・・ムードが漂ってきたので・・
「今高度1600mだから・・・通常、登りは標高差300mで1時間と云われているから・・あと30~40分で着くと思うわ」私の山の知識総動員!・・・
三条だるみに着くと、視界は一気に開け、幾重にも重なった山並みの向うに雪を被った富士山が雄大にそびえて!
気がつくと、昨晩ご一緒だった皆さん大集合!
皆富士山の方に向かって休憩していました。
こんな景色を見たら、疲れも吹っ飛びますよね (^_-)-☆
ここからは本格的な急登。吹き上がってくる風と、
高度が上がってくるにつれて展望が開け・・・気持ちがいい!
碧い空が見えるとほどなく、雲取山避難小屋に到着♪
富士山・丹沢・奥秩父、そして遠くに南アルプスの峰々が望めます。
ここでも地図を出し、正置をし、地図と山とをにらめっこ・・・
避難小屋の北側には
数日前にふった雪が
まだ残っていました。
避難小屋の裏手に山頂!
4人揃って記念写真♪
しばし景色を堪能・・・したあと、稜線を小雲取山方向へ
葉が落ちてしまったカラマツ、標高2000m付近はもう初冬のおもむき・・・
富士山を見ながらさえぎるものが何も無く、気持ちよい稜線・・「天空の散歩道」
雲取奥多摩小屋を通過、七ツ石山の急登に汗を流し、
七ツ石神社におまいりし、七ツ石小屋へ・・・・
※七ツ石神社は鳥居こそありましたが、神殿は傾いていて、気が付かない程でした。
12時丁度!ここで大休憩!ランチタイム!
コンロでお湯を沸かし、善哉をつくり、
三条小屋特製散らし寿司そして、
スープやお味噌汁、飲み物、おやつ・・・・・
お水も豊富、トイレもあり、富士山を見ながらのランチタイム・・・・あっという間に1時間。
腹ごしらえもしたし、あとは下山するのみ・・・堂所(どうどころ)を経て鴨沢へ無事下山。
さすが雲取山は東京都の最高峰2017m 登山口標高500m 標高差約1500m
登り始めの標高が低いので、標高はそんなに高くはないけれど、大きい山だと実感。
デンデーロ(天平)尾根コースも今までの山登りで味わった事の無い、広い静寂な尾根・そこに生きる巨木・・・素晴らしいトレイルでした。でもここに来る為にはある程度の体力が必要。決して甘い山では無いですね・・晩秋だからこその「天空の散歩道」・・・期待以上120%堪能して帰路についたのでした(^_-)-☆
――あとがき――
雲取山行・・吉野の装備 ザック/グレゴリーアルペングロー40ℓ ¥21000
私は背が低く(150㎝)、撫で肩なのでなかなか合うザックがあり ませんでしたが、アルペングローSは背面長も、肩のカーブやハーネスの仕組みが私の体に合わせることが出来たので、愛用しています。1泊の時はチョット大きめですが、パッキングが楽なので、春夏秋冬オールシーズン1泊から3泊で小屋泊まりの場合はこのザックを使用しています。よけいなストラップも付いていないし、シンプルで気に入っています。私はおチビさんなので、欲を言えば、横幅がもうチョットスリムになると良いのですが・・・
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ヤマケイJOYおすすめコース
「お祭り~天平尾根~三条の湯~雲取山~七ツ石山~鴨沢」
ヤマケイJOY秋号の雲取山を見て・・・
“とっておきの枯れ葉道は湯煙までの散歩道“
奥多摩の山のどこかに“天空の散歩道”があると言う。
山が紅葉狩りでごった返す秋でも、その場所だけは誰にも踏まれる事がない、ふわふわのカエデの絨毯が敷き詰められているという・・とっておきの場所
それは・・・デンデーロ尾根?サヲウラ峠?
このフレーズ、日本語だかなんだか分からない地名・・
・・・決めた\(^o^)/ 晩秋の雲取山・・に行こう!
※今回の山行で出逢った景色は「季節のスナップ写真館」にアップしていますのであわせてご覧頂ければ嬉しいです。
三条の湯!?山小屋で温泉♪・・・雲取山にも温泉あるんだ!!!黄葉に染まった山の中のいで湯♪
しっとりとした秋・落葉の尾根・・・もう頭の中は雲取山ルートで充満状態・・・♪
・・・・と云うわけで行く事に決定!・・・雲取山・奥多摩駅・・・分かっているのはこれだけ。
三条の湯・・どこにあるの??デンデーロ(天平)尾根??・・どこから行くの???
密かに下調べ開始(^_-)-☆
何とか要項を作成。 電車の時間、バスの連絡状況、地図、地形、コースタイムetcetc
ツアーとかに参加する場合は連れて行ってもらう・・・
そんな意識が強いので、あまり詳しくは調べては行かず・・・
でも自分で行く時は、何かあったら困るのは自分。。なので、しっかり下調べをし、資料も集める・・・
こんな感じで行きますよ~。一緒に行きませんか????
「吉野が個人山行に行く時は声をかけてね・・」と云われていたメンバーに声をかける。
集まったメンバーは山女子?4人 メンバーは強力です (*^_^*)
全員ヨシキの登山教室参加メンバー。体力は・・・問題なし! お互いに顔見知り・・
全員読図講習も受講済み・・・
とは云うものの。。。全員初めてのルート。大丈夫よね♪?ちゃんと三条の湯まで着くよね?(^_-)-☆
個人山行なので時間的にも自由になるので、2日目のお昼はお湯を沸かし、楽しもう☆彡☆彡・・と
コンロ・コッヘルそして、最近発売された「乾燥ぜんざい」(^_-)-☆
をザックに入れて・・・これはお店で好評販売中!
山に行くと甘いものが食べたくなるんですよね。
前から食べたいと思っていたので、今回がチャンス♪
カートリッジは中途半端に使ってあり、どうしよう・・・
「じゃ2つ持っていけば」コンロ1台なのにカートリッジ2つ持っていく羽目に・・
昭文社の地図・磁北線を引いた1/25000地図(2枚に亘っていたのでつなげてコピーを取り1枚に)・ヤマケイJOYに載っていた備考がいっぱい載っている地図の拡大コピー・バスの時刻表
・・・準備万端整いました(^_-)-☆ 因みに3日夜寝たのは夜中の1時過ぎでした☆彡
9時35分奥多摩駅集合!
9時40分奥多摩駅発鴨沢西行乗車・・・・
とっても混んでバスは満員!? 平日なのに・・・
途中の奥多摩湖で大半の人が降り、残ったのは私達+1人
鴨沢西で下車。
私達4人の個人山行雲取山が始まります。\(^o^)/
天気良好! 出~発!
まず道路沿いに「お祭りバス停」まで、そこから親川まで行き右方向の登山道に入っていく・・・・
コンパスはサヲウラ峠に合わせて・・・これでOK!大丈夫!
お喋りをしている間にお祭りバス停をすぎ・・・
「あっ、ここじゃない!三条の湯まで10kmってかいてあるよ」
「えっ・・そうね、右方向にあがっているしね」
みんな疑いもせず、お喋りをしながらその方向に向かいました。
なんか違うかも?????
随分歩いたのにまだ平地?????
念の為にあわせたコンパスを見る。
う~んちょっと方向が・・・違う???
右に入る道は、地図上で実線だから細いはず・・・
今歩いている道は自動車道路・・
右に入ってすぐ急登になるはずなのにこれだけ歩いているのにまだ平坦・・・・・
あの~~この道違うと思うんだけど・・・
右に入ったら道はもっと細くて急なはず・・・
「多分、三条の湯には行けるけど、私達が行きたいコースではないような気がする。」
結論!皆で戻ることに。
大きく左にカーブし、そして右にカーブした先に・・・
多分・・右に上がる道があると思うんだけど・・・
ありました(^_-)-☆ 右に上がっていく道。
巾が1mも無く、まるで民家に入っていくような道、そして急登!
ここだ!サオラ峠→ 書いてありました♪
読図の講習の時、「間違いはだれでもあります。でも地図が読めれば、間違いに早く気が着く事が出来ます。」本当にその通りでした。
タイム的には30分以上のロス、でもとっても良い勉強&経験。
今回は読図講習応用自主トレ編・・・になりそう・・・(^_-)-☆
林道をしばらく行くとガイドブックにあった廃屋が数棟・・
昔集落があったからか、登山道を歩いていると、
ここ行ってもいいのかな??と思われる登山道が・・
・・・、人のお家に入ってしまうような道・・・
さすがに!秘密のコースです!?・・・
三条の湯に行きたかったら、私達が間違えた道に沿って行けばコースタイム3時間半。
でもこのコースは5時間半。わざわざかなりの遠回りをして行くコースなんです。(*^_^*)
廃屋からなおも林道を歩いていくと尾根にでる急斜面!
前々日に降った雪を考え着込んできたウエアも、一枚脱ぎ、もう一枚脱ぎ・・・結局いつもと同じ、ウールの長袖Tシャツ1枚に・・・それでも汗・汗
出ました! 天平(デンデーロ)尾根・・・です!
ふか~い・・・落葉のジュウタン♪
樹林帯に差し込む光に色づいた木々が輝いている・・
落葉のジュウタンに落ちる木漏れ日
ひろーい、ひろーい・・・本当に尾根なの???!!!
と思われる本当に広い尾根!に広がる枯葉のジュウタン
そこに、何年前からここで生きているんだろ??と思われるほどの巨木達
ひかりを浴びて輝く紅葉のトンネル・・それに続く、カラマツ
落葉のジュウタン、時にはカサカサと乾いた音・・
湿った落葉は音も無く・・・どこまでも静か・・・
この広い尾根に私達だけ・・・の世界が広がる
・・・とはるか前方に、ものすごい勢いで走り去る物体・・・
大型犬ぐらいの大きさ・・・こんな所にも犬はいるんだ!!??
こんな所に犬なんている訳が無い!・・・・
え------! あれはもしかしてクマ!\(~o~)/
見えたのは先頭に歩いていたHさんと最後の私。
2人で見たんだから間違いないよね(*_*;
この後は更に賑やかにお喋りをしながら
歩いたのは言うまでのありません(@_@)
デンデーロ尾根の最後の急な登り。
登山口から約4時間、15時サオラ峠到着。
三条の湯を目指し右へ。
標高差約300m・・・折角登ってきたのですが・・・
下ります。
15時ですが、チョット暗くなり始めた樹林帯の中、
小さなアップダウンを繰り返し、ひたすらあるきました。
コースタイムで1時間40分。
少し急げば16時過ぎには到着できるかな・・・
小さな沢が出てきて、3回ほどわたると・・・
程無く三条の湯の明かりが見えてきました。
着いた!到着16時40分 あれだけ急いで歩いたのにかかった時間はコースタイムどおり。
考えが甘かったです(>_<) 雲取山は想像以上に大きかったです♪
登山道では誰にも会いませんでしたが・・平日だというのに宿泊客は13名も・・・小屋の中は薪ストーブがたかれ、暖か・・・
すぐに温泉に入れるとの事・・・みんなで温泉に。温泉は男湯と女湯と2つのお風呂が・・
熱めの温度で、今日1日良く歩いた身体を癒し、気分もゆったりしたところで、夕食。
時々は鹿肉がメニューにある事も・・・
今日は残念ながらありませんでしたが、山の中なのに野菜たっぷりの嬉しい食事。
小屋の屋根には夜な夜な動物たちが遊びに来る・・等、
管理人さんのお話を聞きながらの楽しい夕食のひと時。
小屋の近くを流れる沢の音を聞きながら、20時眠りにつきました。
To be continued。。。
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朝から上天気!
7:00朝日を浴びながらの出発!
本日は欅平まで。
途中湯の煙の上がる露天風呂・
屋根だけ見える阿曽原温泉小屋・
その下にテント場(テントが2~3張
白く見えてますね)・・・
阿曽原温泉小屋の全貌がみえました♪
山奥の秘湯・・・ぴったりですね・・・
※今回の山行で出逢った景色は「季節のスナップ写真館」にアップしていますのであわせてご覧頂ければ嬉しいです。
そういえば昨晩は平日なのに小屋はとっても混んでいて、布団1枚に2人。
こんなに混んでいる小屋は初めて(@_@) (私が行かれるのは平日や閑散期が多いので・・)
1つの部屋に布団12枚24人。布団の敷き方も決まっています。
4部屋+食堂・・・合計で今日の宿泊は100人以上・・大賑わい。どこにいても人人人・・・
夕食は4回戦だったそうです。私達は早く着いたので、1回目で食べられました。
1回戦毎に30分間カレーライス食べ放題(*^_^*)
後で聞いたのですが、日曜日は布団1枚に4人と言う事も・・2人では空いている方なのだそうです。
すごいですね。 目からウロコでした・・・・
温泉小屋は11月8日に営業終了だそうです。
終了次第、プレハブを撤収し、また来年、時期になるとプレハブを建てる・・・季節営業なのだそうです。
本日はとにかく良い天気!
碧い空に日の光を浴びた紅葉が輝いています\(^o^)/
昨日は黄葉だったのですが、今日は紅葉も。 ヒカリをもらった紅葉はすがすがしく気持ちまで晴々としてきます
(^_-)-☆
相変わらずの水平歩道・・・
線みたいに見えるのが歩道。
150mのトンネル。
岩が崩れおちていて、歩道も崩れ、そこの巻き道として岩盤の中にトンネルが造られていました。
トンネル内は水が流れ・・・トンネルの中に川があるみたい・・
真っ暗で・・・ヘッドランプ必携のトンネルです。
見えてきました!
谷の向うに雪を被った白馬3山・・
黒部ダムからも紅葉の山の向うに真っ白く見えました。
冬がもうそこまで来ているよう・・・・
欅平駅・・・到着\(^o^)/
黒部渓谷下の廊下無事終了!
欅平はトロッコ電車に乗ってきた観光客もいっぱい!
いつか乗ってみたかったトロッコ電車・・・(^_-)-☆
実はこのトロッコ電車に乗るのも楽しみで来ました。
トロッコ電車は予約制・・・超満員です。
欅平から宇奈月まで
トロッコ電車で1時間20分
屋根のない・・・
囲いも無い・・・トロッコ電車
風を切って走るオートバイみたいな感覚。
黒部川に沿って・・・
渓谷を走る・・・
このあたりの標高は400m位なのに、
そうとはとても思えない切り立った山・山・山・・・
憧れだった黒部渓谷下の廊下・・・・
思ったほど、怖くは無かったけれど、想像以上に深かった渓谷・・・
そして、黒部ダムから欅平まで・・・全山が紅葉・黄葉に彩られた私にとっては別世界の渓谷美・・・
仕事の山としての黒部渓谷・・・
壮大な風景に感動し、黒部渓谷の歴史を少しだけでも垣間見る事が出来、
そして・・・日本の自然の素晴らしさを再認識できた・・大充実の3日間になりました\(^o^)/
ご一緒させていただいた歩きにすとの皆さんには大変お世話になりました。またどこかの山でお会いできる事を楽しみにしています。ありがとうございました。
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11/20、朝5時、10月の5時は未だ暗く、
ヘッドランプを付けてロッジを出発。
まずは、昨日の黒部ダムまで・・・・
明るくなるのを待って黒部川まで下り、
いよいよ今回のハイライト・・
黒部川に沿って黒部渓谷へ\(^o^)/
・・・始まりです。
この2枚の写真共、チョット暗く見えませんか? そうなんです・・
ここで空からポツリポツリと・・・
雨具は着るほどではないのですが・・・
折角の黄葉も光がないのでくすみがち (>_<)
※今回の山行で出逢った景色は「季節のスナップ写真館」にアップしていますのであわせてご覧頂ければ嬉しいです。
時間が経つにつれてだんだん明るくなってきました。
黄葉もきれいです。
岸壁は切り立っていますが・・・
この辺はまだまだ普通の登山道・・・と言った感じです
岩壁に紅葉・・・・
小さく見えるのが一緒に参加したメンバー。
その先に線みたいに見えるのが歩道。
まだまだほんの入口です・・・・
人が米粒?位に見えますね(^_-)-☆・・・
後ろを振り向いても・・
そこには急峻な岸壁に線のように続く登山道。
その岸壁も鮮やかな紅葉に彩られて・・・
時々滝が、線のように続く登山道に流れ落ち・・・
登山道から下の渓谷の黒部川へ流れ込んでいます。
内蔵助谷に到着!
ここで一本!(休憩の事を1本取ると言うのだそうです)
「ここからヘルメットとスワミベルトを着けて行きます」
・・・と講師の声
さあ、ここからが本番!ワクワク・・・(^_-)-☆
歩道も厳しくなり
渓谷を流れる黒部川からの高度も上がって
黒部渓谷がだんだん深くなってきました。
「吉野さん、写真は撮っても良いですよ。
でもね、撮る時は止まって撮って下さいネ。
遅れたからって急がなくても良いですから。
景色を見るときも止まってみて下さい。
この歩道は歩くのは難しくはありませんが、
ちょっとした不注意が命取りになります。ここで落ちたら怪我はありません。
死ぬだけです (~_~;)。集中して歩く事が大事です」
・・と講師からの注意。
でも・・・この歩道に立てば、言われなくても自分から注意しないわけには行きません。ハイ
渓谷を流れる川の色はエメラルドグリーン!
紅葉とマッチしてとっても綺麗(^_-)-☆
いくつもの滝が急峻な岩璧から白い筋になって川に流れ落ちていました。
滝の周りの木々の黄葉はその他の場所に比べて一段と鮮やかでした♪
・・・どうしてなんでしょうね??
黒部渓谷下の廊下の核心部にやってきました。
この歩道は発電所を造る時につくられた仕事道。
昔はこの歩道を発電所を造る為の機材や荷物を背負って通ったのだそうです。
道幅は30㎝~広い所で100㎝。
歩いている時はそんなに危なくは感じませんでしたが、
改めて写真でみるとすごい所ですね。
この歩道を造ったというのもすごいですね~
歩道にはほぼ全面的に番線が張ってあり、危ない所はその番線につかまりながらの通過。
阿曽原から登ってくる人達とすれ違う時は、スワミベルトに付いているカラビナを番線に掛け、セルフビレーを取り、通過待。
下を覗くと流れる水ははるか下の方・・・
写真を撮る時も番線に手を回し、確保をして取りました。
渓谷はますます険しく、
崩れているところは
丸太を半分にした木道が
(下は絶壁です)
・・チョット気を抜くと
やっぱり落ちそう・・(~_~;)
岩がくずれてしまって通れなくなっている場所は、
はしごを登って・登って、下って・下って・・・
巻き道ではなく、巻きはしごで通過・・・
一番右の写真は雪塊です。これも避けて巻いて通過。
なおも、核心部は続きます。平日で、すれ違う人、追い越される人が少なかったから良かったものの、人がいっぱいいたらそれはもう大変! とてもとても・・・交互通行さえ出来ないところです。
右の写真のような滝が、歩道に流れ込んできます。
天然のシャワーを浴びる所も・・・
日が差してきて、
更に黄葉も金色に輝いて(^_-)-☆
青空にそびえる岸壁の黄葉・・・
紅葉も加わって更に色とりどり・・
十字峡のつり橋に到着(^_-)-☆
十字峡とは、黒部川に左右から沢が落ちていて、
十の字のようになっています。
そこに懸かっているつり橋。
念のために1人づつ慎重に♪
真中から先の部分は結構ゆれました(~_~;)
更に仙人谷ダムに向けて・・
半月峡・S字峡をはるか下に見ながら進んでいきました。
歩いていると、なんと!ヨシキのポーチが・・・思わず「ヨシキのポーチだ!」
「あっヨシキの奥さん?遠藤さんから奥さんが来るって聞いていましたよ♪」
え~でも・・、お店のお客様に会っちゃいました(*^_^*)
こんな事もあるんですね~
見えてきました・・・・渓谷の向こう側に ・・
関西電力第2発電所。
気象条件に左右されず安定供給する為に、
すべて地下に建設したダムなのだそうです。
仙人谷ダム・・・
右の写真の橋のように見える中が左の写真。
線路が敷かれていて・・
通る電車に注意!と看板が。
ここまでくればあと少しで・・・
本日の目的地・・阿曽原温泉小屋\(^o^)/
14:45分 阿曽原温泉小屋到着!
本日の行動時間9時間45分!頑張りました♪
途中少し雨に降られたので、ザックカバーと雨具は入口に掛けて・・・
到着している人達はまだ少なく・・・
温泉は1時間毎に男女入れ替わり・・・
3時からは女性の時間・・・早速温泉に♪
温泉まで石の道を下り10分登り15分(@_@)
煙の出ているところがトンネルで、ここで着替え
トンネルから出ている管からお湯が・・
トンネルから温泉までスノコが敷かれて・・・
本当の露天! 源泉は熱いので、反対側に水の管が・・・・
看板は置いてあるだけ・・・超シンプル!
湯船があるだけ・源泉掛け流し・・いい湯です*^_^*)
To be continued。。。
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2009.10.19-21 この時期にしか行く事が出来ない「黒部渓谷下の廊下」行ってきました♪ 1日目
メンバー:歩きにすと山行に研修参加(富澤ガイド+参加者4名)
コース :
10/19 扇沢—黒部ダム~ロッジくろよん(泊)
10/20 ロッジくろよん~黒部ダム~内蔵助谷出合~屏風岩の大へつり~十字峡~白竜峡~仙人ダム~阿曽原温泉小屋(泊)
10/21 阿曽原温泉小屋~折尾谷出合~150mのトンネル~欅平=宇奈月
※今回の山行で出逢った景色は「季節のスナップ写真館」にアップしていますのであわせてご覧頂ければ嬉しいです。
日本を代表する大渓谷!
大岩壁と紅葉、そして黒部渓谷・・
終始数百メートルの断崖の上、
しかも、30㎝~50㎝の巾で
断崖を削って造った歩道・・
秋真っ盛りの黒部渓谷は渓谷美と
錦織りなす紅葉・・・
すばらしいの一語でした♪
黒部渓谷下の廊下は・・扇沢からはじまりました♪
長野からのバスをおりると・・・・いきなり黄金色の世界
平日だというのに駐車場もいっぱい。
黒部ダムに向かうトロリーバスも超満員。
秋の黒部ダム・・・・空気が澄んで
遠くにそびえるアルプスの山の頂には白い雪が・・・
ダムの上に見える黒い小さい点は人です。
良くわからないくらいのスケールの大きさですね。
黒部ダム展望台からはとおく・・・
雪をいただいた白馬3山が見えていました。
紅葉と雪山・・・・
素晴らしい景色が今、私の目の前に広がっています。
この渓谷を明日歩くのです\(^o^)/
黒部ダムから上流へ・・・・
橋を渡り、黄金色に染まる湖畔を
歩き・・・
1時間ほどで・・ロッジくろよんへ
数十メートルはあろう金色(こんじき)の木々の向うに・・「ロッジくろよん」が・・・到着♪
秋の日に照らされて更に輝きをます黄葉・黄葉・・・
こんな黄葉は今シーズン初めて。\(^o^)/
ロッジ到着が早かったので、お散歩に・・・・
少し下ると黒部湖の湖畔におりられました。
ここにも又、黄葉とエメラルドグリーンの湖水
そして碧い空に黒い岩山の頂についた白い雪
・・・・・いいですね・・・ (*^_^*)
日が落ちる前・・ロッジの窓からは こんな景色が・・・
明日の天気は?????
チョット下り傾向???(ToT)/~~~
To be continued。。。
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