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朝日は小屋の斜め前の方から上がってきます。24日は生憎雲が多く、雲の間からのご来光となりました。ご来光の後朝食を頂き、5:50小屋を出発!しました。
雲取山頂上到着6:10.
富士山がきれいです。富士山と一緒に記念撮影!はいポーズ(*^。^*) トレーニング山行なのにこんな事やっていていいのかな?・・・いいですよね~。こんなきれいな富士山にお目にかかれるのはめったに無いのですから・・・
頂上を越えて非難小屋の方に行くとまた素晴らしい景色。広々としていて果てしなく続く山々。
思わずここでも記念撮影(^_^)。下の写真いかがですか?ほんとに広々として、こんな富士山の景色を見るのは初めてです。朝から超感激。でもね・・・今日のトレーニングは奥多摩駅(ゴール)まで約20km。
よ~し がんばるぞ~。元気が湧いてきました。
この素晴らしい富士山はこの先9時近くまで私たちを見守ってくれていました。9時少し前、沸いてきた雲に隠されてしまいました。
その移り変わる富士山を色々撮って見ました。
興味のある方は「雲取山からの富士山百景」として「季節のスナップ写真館」にアップしてありますので見て下さい。
朝のすがすがしい空気の中富士山を見ながら、奥多摩駅に向けて出発しました。
右:富士山を真正面に見ながら快適な下り。
左:S字型に曲がりくねった木。人生の苦労の跡がにじみ出ているね・・トミーがつぶやいていました・・・・・・
左:鷹ノ巣非難小屋
丸太作りの立派な小屋で、その前には大きなベンチとテーブルがありました。
右:鷹ノ巣非難小屋トイレ。外観はトイレとは思えない建物で、木立に囲まれ、よい環境の所にありました。
鷹ノ巣山を越え、ブナの巨木の下を歩き最後の頂上六石山へ。ここでコーヒーブレーク&ランチタイム。お湯を沸かして、コーヒーを飲んで、腹ごしらえして・・・このコーヒーブレークの為に、水を書って来たコンちゃん。とってもおいしかったよ(*^_^*)。私はいつもはコーヒーは飲まないのだけれど、このコーヒーはとっても美味しかった。
でもあと標高差で1000m下らなければならないのです。2時間か、2時間半後は奥多摩駅のはず?!
頑張りましょう!
最後は休憩を含めて2時間10分。コースタイム通りで到着する事が出来ました。到着時間14:10
川のせせらぎが聞こえるお風呂でゆっくりと汗を流し、お待ちかねの「ビールで乾杯!」8時間以上歩いた後で、お風呂上りのビールは最高でした。
お天気に恵まれたトレーニング山行も無事終了。
皆頑張りました! お疲れ様でした!♪
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日程:5月23日(晴)・24日(晴)暑かった
今回は「マッターホルンのトレーニング体力編」です。「コースタイムの8掛けで歩く。」がテーマでした。2日間で約30kmを歩きました。参加者はマッターホルン参加予定のこんちゃん、こばちゃん、私。そしてガイドのトミー。合計4名です。秩父鉄道三峰口駅で集合し、三峰神社へ。そこからいよいよ登山開始です。
雲取山は100名山だけあって(?)登山道はきれいに整備されていて、また樹林帯で、樹木が程よくあるので、風も程よく通り、快調に歩きだしました。今回は体力トレーニングなのでペースについていけるかな?・・・私としては若干の緊張感をもって歩き始めました。
峰々の素晴らしい景色や登山道脇の山野草の花々に元気をもらい、おいしい空気を目いっぱい吸い込み、皆とっても元気です。
霧藻ヶ峰の手前に秩父の宮殿下と妃殿下のレリーフがありました。
「霧藻ヶ峰」は秩父の宮殿下が命名された名前だそうです。
霧藻ヶ峰が1523m。登山口の標高が1100mだったので、ここですでに標高差+423m。白岩山を経て雲取山莊1830mまで標高差にしてあと300m。急な登りが続きます。暑いのでTシャツ1枚で歩いていましたが、汗びっしょり。顔を触ると、塩でざらざらでした。今日の行程の半分は過ぎた・・・がんばろう!\(~o~)/
最近いろいろな山でシカの害が言われていますが、左側の写真で、幹が茶色になっている部分はシカに樹木の皮を食べられてしまったものです。これだけたべられてしまうと、この木は枯れてしまうそうです。右の写真はシカの害を防ぐ為にネットを巻いています。
白岩山の頂上に差し掛かった時、ちょうどシカにであいました。1m位しか離れていないのに、悠然と食べていて、逃げようとしません。シカの周りには人間が10人位いたのですが・・・
今日の目的地「雲取山莊」に到着♪
手前には平日なのにテントが4張、張ってありました。小屋は丸太作りで立派です。小屋の前には立派な水場があり、到着するなり、顔を洗い、すっきり。そして、一口ゴクリ!おいしい!。よく見ると「飲むと10歳若返る水」と書いてありました。5回飲んだら、赤ちゃんになる???
この日の宿泊は40名位。その内24名の団体さんが、いました。
各お部屋にはコタツがあり、暖かくなっていました。シャツ1枚でも我慢できるぐらいの寒さですが、コタツの暖かさは、気持まで暖かくしてくれます。
トイレは外ですが、きれいです。水場も外ですが、きれいで、おいしくて、10歳若くなる最高の水です。ちなみに私は3回飲みました。翌日の水筒にも入れさせてもらいました。食事はごはんだけはお代わり自由です。メインディッシュはハンバーグでした。お味噌汁もおいしかったです。
太陽は小屋の後ろに沈むので、夕日は撮れなかったのですが、テント場から撮影したのですが、左は夕焼け雲と山並み、右はテント場に咲いていた山桜です。
→続く
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前回の報告の日から約20日たったトロりんオーチャードはどうなってきたでしょう。
私は毎日朝出かけてくる時木々を見るのが楽しみです。帰ってくるのも楽しみです。
夏みかんの花と出来立ての実。
みかんの花がさいてきました。真っ白な清楚な花です。夏みかん・みかん・ゆずと柑橘系は皆同じで見分けが付きません。お花が終わりかけた花の奥には小さな実が付いています。みかんの実は冬まで7ヶ月、夏みかんの実は来年の春まで11ヶ月かけて熟し、食べられるようになるのです。自分の庭で実際に見るまではこんなに時間をかけて熟していくのだとは思っても見ませんでした
ゆずの花 みかんの花と出来立ての実
カリンも小さな実をつけています。
アケビも小さな実になっていました。今年は雨が多いので木々には勢いがあり、また黄緑の葉には若々しさ・初々しさを感じます。(*^。^*)
柿の木には柿の花とやはりちいさな出来立ての実が・・・・
秋には庭に飛んでくる鳥達と競争で柿の収穫をします。楽しみです。(^.^)
カリンの木の下にはワイルドストロベリーが赤い小さい実をつけていました。ほぼ自生です。鉢で買って来たワイルドストロベリーの実が終わったので鉢の砂をその辺に置いておいたらいつのまにか生えてきて、実をつけていました。結構力強い草ですね。
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6:00起床、6:50玄関前集合。集合した時点では青空も見えていました。「最終的には12:00頃から崩れ始めるとの事。崩れる前に、なるべく上に登ってしまいましょう。またなだれの巣を通過するので、大丈夫だとは思いますが、気をつけていきましょう」・・・とストレッチと済ませ、7:00前にロッジを出発しました。
大曲手前で、「ゴー」と音がしたと思ったら、向かいの斜面から小規模のなだれ。「ゴーと言う音がしたら気をつけて周りを見回してください。」この後斜面を見ながらなだれがあった時の逃げる方法・方向等の説明をしながら進んでいきました。大曲まで来たところで、アイゼン・ハーネスを装着。万が一の時の為にウエストベルトははずしました。(茶色い筋がある所が目撃した、音と共に雪崩れた部分です)
アイゼンを履きピッケルを持つのはまだ2回目の経験で、しかも今回は残雪期の雪山。歩くと、足が、ずぼっと雪の中にもぐってしまいます。前の人の踏み跡を歩いても、何故か、もぐってしまいます。またアイゼンを平らに置けないと後ろにズリっと滑ったり、バランスを崩したりしてしまします。慣れてくると、その辺が分かって来て、しっかりと登れるようなのですが・・・
アイゼンをつけて歩き始めて1時間位した頃から足が重くなり、一歩を出すのがしんどくなってきました。しばらく頑張って登りましたが、残雪にずぼずぼもぐってしまった事で、脚の筋肉にかなりの負担がかかり、数歩歩いては休まなければ先に進めなくなってしまいました。小屋はもう見えているのですが、身体が思うように動きません。
結局私は他の人とは別行動でサブリーダーの方と一緒に後からゆっくり行く事になりました。
休憩時にアイゼンやハーネスをつけなければいけなかったので、慣れない私はもたもたしていて食べ物を補給できなかったいわゆる「シャリバテ」状態でもあったようで、身体に力も入らない状態だったので、まず食べるものを食べ、飲むものを飲み、腹ごしらえをして、登る時も歩幅を狭くし、
ゆっくりとしたペースで登山再開。しかし一度バテてしまうとなかなか回復しないもので、槍ヶ岳山荘がすぐそこにあるのに、なかなか到着できませんでした。先行隊より30分以上遅れでやっと到着。その頃には雪も降り始め、小屋に入って10分ぐらいで、外は雷と吹雪。大荒れになってしまいました。
でも、こんな近くにある穂先も、バテてしまってからは写真を撮るのは勿論の事、景色も時計も見る余裕などなく、到着して、小屋の時計を見たら1時10分前だった事だけ記憶に残りました。先発隊はすぐに穂先に登る予定でしたが、私はそんな余裕は残っていなかったので、登頂はあきらめ小屋に残る事にしました。
槍ヶ岳山荘のレストランで紅茶を飲んで暖まっていると、「雷が鳴ってきたので、登頂は中止になりました」との事。他のメンバーもレストランに集まってきてわいわいがやがややっているうちに私も元気回復。大きな声で、皆と話せるようになりました。元気になったら早速写真です。外の吹雪に弱まったのをみて私にはめったに見る事が出来ない、吹雪の槍の穂先の写真を撮りました。
今までの私のあまり多いとは言えない経験の中ですが、バテた事は無く、今回初めてバテを経験しました。何でも経験する事は良いことで、バテた時、どういう風にしてもらったら嬉しいか、バテないようにするにはどうしたら良いか、身を持って経験する事が出来ましたので、この経験は私にとってとても貴重な経験になりました。
槍ヶ岳山荘の10日の宿泊者は私たち7名+2名の9名でした。
食事はいつもの食堂ではなく、レストランで頂きました。風雪は相変わらず強く、消灯の時刻でもまだ降り続いていました。明日はどうなるのだろう。。。。。
「雪崩れは、降っている時と、降った直後が一番危ないので、とりあえず5時起床で、準備しておくように。場合によっては朝食はキャンセルして出発するかもしれません。」と太田さんからのお話で、私は明日の為に早く寝る事にしました。
11日は5時起床。準備をしていると、「外はまだ吹雪いています。気温はー9℃風速10~15mです。着られる物はすべて着て、真冬の装備で出かけます。まだ視界が悪いので、朝食は食べて6:30出発します。」との指示。私はバラクラバを着け、冬用の帽子をかぶり、ゴーグルを付け、ウールのグローブにオーバー手袋の完全装備。外はまだ地吹雪。昨日から約20cmの積雪です。「雪崩れの危険性が非常に高くなるので、ビーコンは装着し、スイッチを入れておいて下さい。昨日のビーコンの練習が本番になりました。雪崩れの巣を通るので、まっすぐなるべく早く下ります。安全な場所に着くまで、休憩も取れません。」
私にとっては思っても見なかった経験。昨日バテた私は、一番前で、太田さんのすぐ後ろに付いてで歩き出しました。吹き溜まりでは私の膝までもぐる位の積雪。
時おり突風が吹き、以前に雪訓で習った耐風姿勢をとる場面もしばしば。「雪崩れの危険があるので、大声を出さないで歩きましょう。」時折止まって雪崩が来る可能性のある方向やその際の注意事項を説明して頂きながら、ほとんど休憩を取らずに私は必死に歩き続けました。
1時間半程歩いた所で雪も止んできて、風もおさまり、お天気が良くなってきました。ホット一息です。
「ひとまず安全な場所に着いたので、休憩しましょう」その時にはすでに大曲も過ぎ、槍ヶ岳は見えなくなっていましたが、歩いてきた場所を振り返りました。ここで、皆で記念撮影。ほんとに真冬のいでたちです。
休憩後は槍沢のキャンプ場まで一気に歩き、ここで、春に衣替え。今までの真冬の装備を取り、アイゼンもはずしました。キャンプ場から見る表銀座の東鎌尾根です。良い天気になりました。
もうここからは春。雪はあっても暖かく、ルンルンです。槍沢ロッジで休憩し、横尾でラーメンを食べ、明神でヨーグルトを飲み、上高地に帰ってきました。途中サルの大軍団。高山植物を食べたり、木に登ったり、生まれたばかりと思われる赤ちゃんサルがいたりと・・すごい数の群でした。上高地に帰ってきて北たアルプスの山々と梓川のバックにハイポーズ。今回の私以外のメンバーです。今回の山行は私にとっては初めての事ばかりでとても貴重ですばらしい経験となりました。大変お世話になりました。いろいろ教えて頂いて有難うございました。
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5月9日~11日、マッターホルンのトレーニング山行で、春の雪山「槍ヶ岳」に行ってきました。ですが、2日目はアイゼン・ピッケルで登り5時間以上のコースです。これも初めての経験です。いったいどうなる事でしょうか?! 私より、周りの方のほうが心配だったのではないでしょうか。
今回は参加者5名、講師2名総勢7名です。マッターホルン参加組5名、日本のマッターホルン組(?)が2名。私以外は全員経験豊富。
新宿発7時のあずさ1号に乗って松本へ。そこで合流し、タクシーで上高地へ。タクシーを降りると、出発準備。11:00いよいよ槍ヶ岳に向かって登山開始。 歩き出すとすぐ、雪をかぶった北アルプスの山々が見えてきました。今まで私は絵はがきや写真でしか見た事がない「雪の北アルプス」。私がそこに登るなんて、まだ実感がありません。歩き出して30分程で、明神に到着。晴天の空に明神岳がりりしくそびえていました。
梓川に沿って、明神から徳沢を越えて横尾へ。梓川の向こうには、残雪の北アルプスの山々が益々大きく、雄大に見えてきました。雪のある時期に槍ヶ岳に登ろうとは夢にも思ってなかった私。私一人で、残雪の北アルプス連峰に「すごい!きれい!」と歓声をあげながら見とれたり、写真を撮ったりしていました。その素晴らしい景色に圧倒されていました。 でもこの景色をみながら、「私、ひょっとしたら、踏み入れてはならない世界に足を踏み入れてしまったのかしら。私など来れる所ではないのではないだろうか。場違いな事をやろうとしているのではないだろうか。本当に良いのだろうか」と少し
不安になったりもしました。そんな中でも春は確実に来ているようで登山道脇にはかわいらしい花があちらこちらに咲いていました。
横尾から今日の宿泊の槍沢ロッジに向かう途中、槍見平から
今回の目的の山「槍ヶ岳」が見えてきました。快晴の空にツンときれいな三角錐の槍の穂先が見えています。ここは槍ヶ岳を目指して歩き出して槍ヶ岳が初めて見える場所なのです。
雪もだんだん多くなってきて、槍沢ロッジももうすぐです。
16:00ロッジに到着です。槍沢ロッジも建て替えられてとてもきれいになっています。お風呂もあるんです。うれしいですね。今日の宿泊はなんと私たち一行7名のみでした。私たちの為にお風呂を沸かしてくれました。感激!おおきな湯船に女性3人。ゆったりゆっくり、極楽のひとときでした。この後、雪山に来たので、ビーコンの使い方の講習会をして頂きました。
あしたは、本番!でも天気予報では「雨又は雪・風・雷・・・天気は崩れる?しかも10日のみ」明日はどうなるのだろう・・・19:00現在外の気温+9℃。この時期にしては暖かいのだそうです。「明日の事は朝起きてから決めましょう。」太田さんの一言は重みがあります。心配しても仕方がありません。明日に備えて早々にお布団にはいりました。
2につづく。→
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