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⑥夏山5日間、標高3000mの稜線でのウエアリングは?
ここは、迷いはありません!「ウールの出番です」(^O^)
*上衣…メリノウール(IB) 200の半袖Tシャツ+アームカバー(クラフト)
初日は暑く夏山仕様・・それでも3000mの稜線なので一番薄い150ではなく200にしました。アームカバーは手を振ると涼しくなるタイプ
ウールTの下に今話題の「アンダーのアンダー」ノースリーブを着用
2日目からは天気が悪かったので、初日のTシャツをベースにウインドブレーカーや雨具で調節
*下衣…メリノウール下着(IB) +機能タイツ(CWX)+ロングパンツ (アストリ) シュチュウバイ
ハーフパンツも考えたのですが、岩稜帯なのでロングパンツに。このパンツは超ストレッ
チで非常に着やすく、動き易かったし、しっかり目の素材なので岩稜帯でも安心でした
*ソックス…ウール5本指ソックス(SW)+メリノウール厚手ソックス(フィッツ※1)
予備を持って行きましたが、試に5日間履き続けてみましたが、ウールの混紡率が高いので、足の蒸れもほとんど感じる事無く、臭いも気になりませんでしたね。
改めてウールの機能の高さを実感しました♪
*防寒着類…裏地付薄手JK・ダウン・雨具にもなるウインドブレーカー※2・雨具・手袋
お天気が悪かった為、寒く、小屋ではダウンを着て過ごしました。
*着替え・・・・長袖シャツ/1半袖ウールT/1・長袖ウールシャツ/1・下着/3・ロングパンツ/1・5本指ソックス・ハイキングソックス/各1・機能タイツ/1
メリノウールは調湿作用があり気温に対する対応幅が非常に広いので、
{天然のエアコン}と云われています。一番肌に近い部分に着用する事で汗をかいても汗冷え
せず、着続けても汗の臭いも付かないので、今回も着替えは少なくて済み軽量化に貢献。
*今回、5日間着続けましたが、汗の臭いはしませんでしたよ♪
「アンダーのアンダー」を着用する事で、更に快適になります。
※2雨具にもなるウインドブレーカーと雨具は体感温度によって着分けました。
最近は「防水透湿・軽量コンパクト・縫い目も目止されている」雨具にもなるウインドブレーカーが発売されていますが、軽量=薄いので、風やある程度の雨は防いでくれますが防寒には弱い。通常の雨具はそれよりチョット重いのですが、防寒にもなります。
①2日目槍~南岳 風が強く雨も降ってきそうだったので、ウインドブレーカーと雨具パンツを着用
②4日目 強風と低温の為、雨具上下着用
③5日目 小雨で、樹林帯だったので、ウインドブレーカーのみ着用
※フィッツ・・
ソックスの中では一番ストレッチ性が高く足巾の細い人におススメします
私はフィッツの中でも一番パイルが厚いアイテムを使用しました
足が小さいので靴の中で足が動いていたのですが、隙間が埋まり、
足が靴の中で動かず快適でした
⑦靴はどれにしよう?
岩稜帯歩きなので、
●靴底が滑りにくい ●かかとがしっかり収まる ●全体的にフィット感が良い
「しっかりした靴」にするか、「柔らか目で足にフィットする靴」の2足を試してみましたが
柔らか目で足にフィットする靴
「スポルティバ BOULDER-Ⅹ MID GTX」に決めました。
重たい荷物を背負って履く靴ではありませんが、
岩稜帯歩きに人気の靴です。実際に岩稜帯を長時間歩いてみて、しっかりと岩に乗れ、滑りにくく快適でした\(^o^)/
お気に入りの靴もあったのですが、今回はこれにして良かったです
今回は初めての経験が数多くあり最初は不安もいっぱいでした。
準備の段階では、北鎌尾根のコース状況・持ち物・靴等色々な方からアドバイスを頂き、それを参考に、悩みながら準備して行きました。
最近の1泊~2泊の個人山行では持ち物履物であまり悩まなくなっていたのですが。。。
でも。。今回悩んだ分、収穫は多かったです!。
今回はお天気が良くなかった事もあり、予定を変更しなければならない事が度々ありました。そのような時も、その場その場で、判断基準とか考え方とかを富沢ガイドから指導やアドバイスを頂き、これは私にとって良い体験&勉強になりました。
気になった事もありました。
*雑誌等をみて、高尾山からいきなり北アルプス登山に来たという女子3人組さん
「東鎌尾根に行きたいんですけど、どんなところですか?私達に行けますか?」小屋のスタッフに聞いていました。翌日の天気は良くない予報でした。大丈夫だったのでしょうか?
*南岳小屋で「大キレットって何?」「え、私達には難しいんですか?」こんな会話をしている女子2人組。小屋にいた他の人達に説得されキレットに行かずに下山して行きました。
話しには聞いていましたし、問題になっている事も聞いていましたが、実際に目の前にして、このままで良いのだろうか・・・と考えさせられました。
今回、体験し学んだ多くの事、これからお店で生かしていかなきゃね・・・よし!頑張るぞ♪
またまた、元気になって帰ってきたToyokoさんでした\(^o^)/
つたない文章をここまで読んで頂き有難うございましたm(__)m
少しはお役に立ったでしょうか?
猛暑だった夏も終わり、山は一気に秋です。登山・トレッキングにとても良い季節ですね。
さあ山に行きましょう\(^o^)/山が待ってますよ!
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⑤軽量化をする為に食糧を小屋に頼った?
5日間にわたるロングコースなので、軽量化は必須事項。
まず食糧から考えました。。。行動食は最低限。お昼は小屋に頼む・・・・
今までは好きな食べ物を好きなだけ携行していましたから結構これが難題でした。
食糧の軽量化については悩みながらも私なりにいろいろ考えて準備。
思った通り、現地ではいろいろ困った事が起きましたが良い経験になりました。
★山のお弁当もコンビニ弁当のように「おかずとご飯」が容器に詰められているのが大半。食べきれずに残してしまうと、ザックに入れるのが大変。ザックの中でぐちゃぐちゃになったり、お弁当の容器がゴミになったり・・・
★朝の出発が早いので、朝食をお弁当にしてもらったのですが、前の晩に受け取るので、
冷たく、固くなっていて、食欲がわかない。
どうしたらお弁当や朝食が美味しく食べられるだろう・・・何かいい方法はないかな・・・
他の人達が食べているのを観察したり、聞いたりしてみましたが・・
いまいちしっくりきませんでした。 ズーっと考えていました(?_?)
帰りの電車の中でふと・・・気が付きました!\(^o^)/
あるじゃないですか!自分の店の中に。。。なんで今まで気が付かなかったのか??
ヨシキは山の店です・・スタッフにもお客様にも叱られそうですm(__)m
☆朝、簡単で温かくて美味しく食べる方法☆
お湯だけあればOK!当然ヨシキでも販売しています。
お湯で20分、お水で1時間・・・ジフィーズ・尾西の乾燥米♪
お湯があれば即、温かいお味噌汁・・アマノのお味噌汁♪
朝起きてすぐお湯を入れれば、出発の準備をしている間に出来上がり
マグカップにお湯を注げば温かい味噌汁
★温かくて美味しい朝食の出来上がりです(^O^)
ジフィーズ・尾西の乾燥米にはスプーンも付いているし、袋が自立するので食器もいらず、ジップロックなので残しても大丈夫♪ 袋も、ごみ袋にしても折り畳んでもOK!
こんな便利なもの・・今までお客様には何度も説明していたのに・・・・
私とした事が・・・今頃気が付くなんて本当に情けないですね(~_~;)
今まで私は、乾燥米はテント山行の時に持って行くものと思っていました。
小屋泊りでも、利用価値大ですね。朝食前に出発する時の食事はこれに限ると思いました。
とにかく温かい食べ物が食べたかったです。
今まで、朝、小屋を出る時に前夜に受け取った冷たいお弁当を食べていましたが、・・・あまり深刻には考えていなかったのですね。冷たいけどまぁいいか・・その程度だったんですね。
でもね、さすがに冷たい朝食が続くと真剣に考えますね。
山の食糧を見直しました。今さら?と笑われそうですが・・
お店にはこんなにいっぱい食糧が並んでいるのに・・・・
小屋泊まりでも、充分使える!これからはしっかり利用しよう!ハイ! とっても良い経験&勉強になりました(^_^;)
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①行きたくなったきっかけは?
これまで、西穂・前穂・奥穂・北穂と全ての山には登っているのですが、これらのルートを結ぶ縦走はした事がありませんでした。
また、槍ヶ岳は、裏銀座(西鎌尾根)・表銀座(東鎌尾根)も経験しました。
残っているのは北鎌尾根でした。
いつかこのルートを全部踏破できるといいな・・そう思っていました。
そう思ってはいましたが、大キレットもあるし、ジャンダルムもある。
まして北鎌なんで・・私の歯が立つルートではない・・・やっぱり無理かな・・・と
北鎌尾根・大キレット・ジャンダルム・・
別々に登るには日数がかかる。
私にはそんな日数とれないし(?_?)
一度で全部やってしまう?・・・
ますます、私にとっては途方もない計画になっていきました。
この山行を実行するにあたり、
知り合いのガイドさんに打診していましたが・・なかなか
諦めていた頃、受けてくれるガイドさんが見つかりました。
や~決まった。行けるぞ****通称「なんちゃって山屋」の私は大それた計画だと云うのに、それも忘れて有頂天に☆彡
②ガイドさんが見つかり有頂天・・・超プラス思考に
ガイドさんが見つかり準備に入っていきました。 今回のこの計画は、私にとって大挑戦。色々な意味で挑戦山行!である事には変わりないのですが・・・
ま。。。やってみなけりゃ解らないし、行けるところまで行けばいいじゃん♪
ひょっとしたら出来るかもしれないしね (^_-)
と、いつもの私の・・・超プラス思考になっていきました☆彡。。。
5日間にも及ぶ山行は初めて、しかも連続4日間は・・気が遠くなりそうなハードコース
毎日コースタイム8~10時間・行動時間10~12時間以上となり、体力が続くのかしら?
コースのほとんどが岩稜帯、岩稜帯歩きは大好きなんですけど・・・
バリエーションルート、一般ルートでは最大級の
難ルートも含まれる、私の技術で踏破できる???
私にとっては、体力的にもルート的にも
全てが未体験ゾーン。
あとは一番影響する天気。悩んでも仕方が無い。これは運を天に任すしかない。
出発の前10日間位、ず~っと快晴。そうそう好天気は続かないよね・・・
と予想はしていましたが・・・それでも、週間予報ではまあまあの天気でした。
③出来る事はしよう・・・バリエーションルート挑戦の為のトレーニング?
★特別の時間が割けないので・・・体力つくりは「ながらトレーニング」
*普段から毎日MBTを履いていますが、MBTに加えて朝起きてから、夜寝るまで、
足首に片足500gのおもりを付けて過ごしました。
*時間がある時は歩いて遠回りをして出勤
*展示会他で出かける時はザックを重くして出かけました・・・
展示会では一日歩き続けるのでとても効果有りました
*花トレ・JOYトレ・個人山行など、山に出かける時もザックはわざと重くして・・
ザックを背負う筋肉がついたようです。
★ヨシキウォールを使って「登山靴で3点確保トレーニング」
*ヨシキウォールも良い練習場所になりました。登山靴を履いてトラバース往復。10分
実際の岩場でかぶっている場所はないので、ヨシキウォールで出来れば、バッチリのはず!
この練習は北穂高岳から涸沢岳の間の岩稜帯で・・・・
本当にやっていて良かったと実感しました★
④今までに培ったサプリメント等の知識をフル活用!
山の業界でもサプリメントは重要なアイテムになって来ています。
山に登るのに少しでも疲労が軽減されれば、より山を楽しむ事が出来ると考え、サプリメント他快適になる商品の勉強や情報収集をしてきました。
この知識を発揮するのは今しかないでしょ・・・と持っている知識を総動員して臨みました。
今回使った快適になるグッズ達:
いつもお店でご紹介しているお馴染みのアイテムです。
サプリメント・・私の勝負サプリ(好みは人によって違うと思います)
*ZEN(天然のBCAA) <こちらで詳細ご紹介しております♪>
天然成分で出来ている筋肉疲労回復サプリ。内臓疲労も回復
通常のアミノ酸は顆粒状になっていて飲みにくいのですが、これはタブレットになっているので飲みやすい。
スポーツ前・後の2種類。今回は忘れずに飲みました♪
*天然VESPAスズメバチ抽出液
スズメバチから抽出した100%天然アミノ酸・ビタミン・ミネラル・有機酸等の栄養成分が含まれ、全身をケアタイプ朝又は、ハードな運動の前に摂取。山には成分を凝縮した
ベスパハイパーがおススメ。
ここぞの時の力強い味方2日目と4日目に使用
*グリコ アミノアシッド
夜寝る前に飲むと、寝ている間に成長ホルモンが通常の3倍以上分泌されて、
翌日に疲れを残さず朝の目覚めがスッキリ
毎日寝る前に飲んでいました。
*グリコ アミノ酸クエン酸
粉末で、500ccの水に溶かすスポーツドリンク用。
通常のスポーツドリンクより吸収が早く胃に負担が係らない
疲れた時にも飲みやすい味 今回は毎日500cc摂取。
*O2プラスダイレクト(飲む酸素)
上記を入れた水分を飲むと胃の中で酸素が溶けて直接血液に酸素を送り込んでくれるので、呼吸が楽になる。
ハイドレーションに入れて常に摂取
疲労回復用スプレー
*クールインフィット(通称魔法のスプレー)
マッサージオイルなのですが、足がつった時にひと吹きで
歩けるようになります。疲れた後にも効果的
今回は随分お世話になりました。
マメの出来ないムース 山に行く度に使用しています。
*ボルダースポーツ
保湿成分が入っているので顔・首・手・足に使用しています
*ボルダースポーツUV
汗をかいても効果は変わらず、自然に蒸発するので拭取りも
いらず便利。
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北穂高岳の頂上。ここから更に涸沢岳を目指します
このコース見渡す限り岩・岩・岩・・・ 登山道と思われる道はほとんどなさそうな岩稜帯
ガスが切れて山脈が見えました☆彡 北穂高岳南峰・・北穂も双耳峰との事
左の写真の大きな垂直の岩、アンカーが打ってありました。 登って、下って、登って、また下って・・・岩・岩・岩 全て岩稜帯^_^
涸沢を背景に大好きなウサギギクとイワベンケイ 「岩場に花」私の大好きな景色・・・がひろがっていました\(^o^)/
涸沢槍頂上☆☆。。。
また更に岩を登って登って・・・12:30ついに涸沢岳頂上到着\(^o^)/バンザ~イ 南岳小屋を出発してから岩稜歩き6時間。こんな長時間の岩稜歩きは初めて☆。。。 我ながらよく頑張りました♪。。。最高の気分!
穂高岳山荘に下り、あったか~いラーメンを注文!
普段ほとんどラーメンは食べない私でしたが
おいしかった~☆彡
なんと!汁まで飲みほしてしまいました(^O^)
雨がポツポツやってきたので、涸沢小屋まで下山開始
ゆっくりのんびり・・・
「ザイテングラードを下り、トラバース道になったらさっき歩いてきた稜線が見えるかもしれないね」
ルンルン気分で下山。稜線から涸沢は見えたのですが
ご覧の通り、稜線は厚い雲に隠れていました。残念!
涸沢小屋到着!穂高縦走最後の日、 ガイドの富沢さんとS君と3人で無事の下山を祝って小屋のテラスで乾杯! うまい! 今までで最高に美味しいビール\(^o^)/ S君は私達と同じ日に同じ場所から入山、北鎌尾根を断念、南岳で停滞、キレット涸沢岳を経由して小屋まで・・全く同じ日程で同じコースをたどってきたのです。もっとも彼はテント・ソロでしたが。。。本当に奇遇です。
天気予報は大外れ! 涸沢の空は青空いっぱいになりました^_^
22日コースタイム(休憩含)
南岳小屋6:30-9:50北穂高岳10:10-12:30涸沢岳―12:45穂高岳山荘13:00-14:45涸沢小屋
23日 上高地に下山します。昨日とは打って変わって
天気予報は雨・雷・濃霧
濃いガスが低く垂れこめて小屋のすぐ上は真っ白。
5:45出発 登ってくる人達が大勢いましたが
本谷橋を過ぎたあたりから雷が鳴り出し、とうとう雨も降って来ました。
11:40河童橋着
長かったような短かったような・・私の北アルプス5日間岩稜コース挑戦山行
無事終了しました♪ \(^o^)/ バンザ~イ
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21日 残念ながら・・・停滞決定(>_<)
朝起きると、風も強く、雨も降っている。霧で視界が悪い×××
「99%の確率でガイドできる自信はあります。しかし、この天気で行っても
ただ辛いだけで、楽しくもないし、お奨めはしませんが・・」富沢ガイドのアドバイス。
「????・・・・・私は趣味で山登りをしている、命を懸けるようなものでもないし、
私の山登りは安全で楽しくがモットーだから☆・・明日の方がお天気も良さそうだし今日は停滞しましょうか」
今日停滞すると云う事は、この時点でジャンダルムも諦めると云う事になります。残念ですが仕方ありません。
小屋に停まった人達のほとんどが天狗原経由で下山して行きました。
一人が迷ったあげくに、出発して行きました。無事に通過出来る事を祈るばかりです
停滞を決めたのは、北アルプス初めてという母子3人組。
また槍ヶ岳からキレットを超える予定だったガイド山行の2人組はキレット超えを中止し、南岳小屋泊に変更との事。。
停滞は初めての経験でしたが、ストーブを囲んで、小屋に残った方達といろいろなお話をしたり本を読んだりして・・・久々にゆったりとした時間をすごしました。
ストーブのまわりでおしゃべりをしていたら・・・
いつもお世話になっているクライミング飛鳥のチヨさんとバッタリ!
まさかここでお会いするなんて^_^ 、
明日はキレットを超え、上高地まで下山予定だそうです。すごい体力ですね☆
22日 いよいよキレットを超えます。
パソコンの待ち受け画面になっていた
南岳小屋の写真
雄大な景色!いつか見に来るぞ~♪
北海道から来たガイド山行2人組
ガイドは菊地さん。
秀岳荘さんのHPにも乗っています。
本日中にキレットを超え、上高地に下りなければならないと、朝早くに出発して行きました。
クライミング飛鳥のチヨさん(真ん中)
男性の靴底がはがれてしまったとの事で、
キレットは断念して天狗原経由で
下山して行きました。
気温10℃風速10~15m ガス
幸いにして雨は降っていませんが
体感気温0℃以下
今日は穂高岳山荘泊の予定でしたが
明日はまた天気が崩れるとの事で予定を
変更し涸沢小屋まで下る事にしました
6:30準備万端整えて出発! 大キレット楽しみです(^_-)-☆
外に出ると、おぉ~寒! 顔が冷たい!体感気温は千葉の真冬!?。
今日は本格的な岩稜歩き。私にとってはロングコースです^_^
歩き始めると、濃かったガスが切れてうっすらと見えるようになってきました。
風も思ったほど強くありません。ひょっとして・・今日はいいコンディションかも!?
常念岳がシルエットで浮かび上がってきました。幻想的♪ 稜線も見通せます\(^o^)/
天候も思ったより悪くなかったので順調・・
大キレット核心部
長谷川ピーク到着にです\(^o^)/
更に、A沢のコルを超えて
次はいよいよ、もう一つの核心部といわれる 飛騨泣きの岩場です
長谷川ピークから飛騨泣きの岩場へ・・・後ろを振り返ると超えて来た長谷川ピークが
霧の中にその鋭角のピークが現れました\(^o^)/ うわ----見えた!思わず歓声♪
見えていたのはほんの一瞬、またすぐ乳白色の世界になってしまいました。
核心部飛騨泣きの岩場の登り 岩の上にはライチョウが登場!
常念岳の頂上が見えてきた!
岩峰のてっぺんに北穂高岳山荘がみえました♪ ダイキレットも終盤
最後の登りです♪
クライマーには
有名な滝谷♪
北穂小屋到着。大キレット越え無事終了!第1関門突破しました\(^o^)/
北穂小屋からみえてきました。2つのバリエーションルート
北穂高岳東稜(ゴジラの背中写真左)と前穂高岳北尾根(写真右)
3年前にこの2つのルートを登頂。その尾根が目の前に広がっています。
懐かしいですね♪
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20日 朝の気温10℃前後 霧・風 12時頃からは雨も降りだす予報。。。
富沢ガイドと話合い、「雨の中のビバークは避けたい」との事で、北鎌尾根は中止。
予定を変更し、東鎌尾根から槍ヶ岳を経由し、南岳小屋までの行程になりました。
その為、出発予定を遅らせ5時過ぎに、悪天に対し万全の準備をして出発しました。
20分程歩くと、
貧乏沢入口の指道標が
土手に置いてありました。
今回は中止なので
せめて記念写真を・・・
登って行くと樹林帯の中に下降するしっかりした道がついていました。
次回の為の下見??
「この貧乏沢をおりて天上沢出会いまで行き、向こうに見える
北鎌沢の雪渓の無い右俣をコルまで登る。これが一番大変だと思う」
地図上で想像するより
実際の場所で説明を受けると、
イメージはしっかりできました。
次回の為の下見はバッチリです!?
北鎌の稜線はガスの中でした。。。
東鎌尾根に変更になったので
北アルプスの花を撮りまくり(^^♪
花はもうすっかり秋の花になっていました。
左から・オオヒョウタンボクの実
・ウメバチソウ・トリカブト
・ベニバナイチゴの実(大きくてで美味しい)
・ミヤマキンポウゲ
西岳から下る頃にはなんと南側は青空、
そして北鎌尾根も標高のかなり高い所までガスが切れて視界が良くなって来ました。
天気予報は外れた?えぇぇ行けば良かった~??? 等と思われる位明るくなったのです
クサリ・梯子が連続する
東鎌尾根の核心部
11:40槍ヶ岳山荘到着 ここで風が強くなってきたので、大休止。暖かい飲み物で体を温め、
12:15小屋を出発。小屋を出る頃には更に風は強く、視界も悪くなり、気温も低下、雨具にもなるウインドブレーカーとレインレインパンツを着込み出発しました。
大喰岳到着。槍ヶ岳から大喰岳までは標高差があまりないので楽ちん!
と思っていたら・・・大間違い。結構きつい登りでした。視界は5m位。看板しか判らない。
中岳に向かう途中、霧の中に何か白いものが・・良く見ると分厚く残った雪渓でした
梯子を登って中岳へ
相変わらず、視界は悪く、雨が強くなってきました。
今回はピークに立ってないので(燕岳も大天井も槍も頂上はバス)
頂上での写真を撮って頂くようお願いしました。何も見えない頂上でしたが…
あまりにも視界が悪く、このコースが初めての私にはどこを歩いているのかさっぱりわかりません。 |
小屋に入るとストーブが焚かれていました。
冷えた身体にストーブはとても嬉しい。
暫く、ストーブの前を動けませんでした^_^
景色が素晴らしいと聞いていた南岳小屋。
一度泊まってみたいと思っていた小屋です。
小屋の中は清潔で、快適でした。
景色はおあずけで残念でしたが・・・
明日はいよいよキレット越え・・天気が気になります。
小屋のパソコンで何度も確認・・・でも予報は最悪×××(>_<)
「朝から雨・風強く、濃霧」
富沢ガイドと何度も話し合いを重ねましたが、予定通り出発する事になりました。
20日コースタイム(休憩含)
大天井ヒュッテ5:10―7:45西岳8:00―8:50水俣乗越9:00―11:40槍ヶ岳山荘12:15―14:45南岳
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山行から時間が経ってしまいましたが私にとって、今夏の最大イベントを綴ってみました。
北鎌尾根~大キレット~ジャンダルム~西穂高岳・・・通常各3日~4日を3回に分けて挑戦するコースなのですが、それを5日間で制覇すると云う、私にとってはとてつもない計画。成功するかしないかは、私の体力もありますが、まずは天気次第・・・いわば、神頼みに近い山行計画なのでありました。超手ごわい自然が相手。なかなか予定通りには実行させてもらえませんでしたが、私にとってはとても有意義な5日間になりました(^O^)
山行計画 8月18日前泊~23日
18日 中房温泉泊
19 中房温泉~燕山荘~大天井ヒュッテ泊
20日 大天井ヒュッテ~貧乏沢~北鎌尾根~槍ヶ岳山頂~槍ヶ岳山荘泊
21日 槍ヶ岳山荘~南岳~大キレット~北穂~涸沢槍~涸沢岳~穂高岳山荘泊
22日 穂高岳山荘~ジャンダルム~西穂高岳~西穂山荘泊 23日西穂山荘~上高地
今回は知り合いの富沢ガイドにプライベートガイドをお願いし実行にこぎつけました。
(右上の写真は大キレットの核心部長谷川ピークです。)
8月18日 一人でやってきました、前泊の宿、14の温泉があると云う秘湯中房温泉。
建物の中はクラッシック・・ドアは障子でした♪
明日からの山行の為に温泉でしっかりと鋭気を養いました☆彡
19日 9時ガイドさんと待ち合わせ!
5日間の大縦走・・・
ここから始まります。
本日は燕岳を経由して大天井迄。
いわゆる表銀座の中程。
天気快晴!
登山口のトイレの壁のポスター
岳はここでも活躍していました♪
長野県山岳遭難防止協議会発行
信州の山を楽しく安全に
「山登り10ケ条」
しっかり守りましょう!
表銀座の名所「合戦小屋」
有名なスイカですが、私は今回初めて食べました^_^ 美味しい☆。。。
参考までに1/8切れで800円 平日なのに大賑わいでした^_^
あっ! 槍ヶ岳!
合戦尾根から稜線に出ると、小さい槍ヶ岳が見えてきました☆彡
燕山荘到着。夏の燕岳の風景☆。。。。
いいですね~
燕山荘を後に本日の目的地大天井をめざして。。。
通称ゲエロ(蛙)岩に到着。
いつも思うのですが・・・
何処が蛙に似ているのでしょうかね???
素晴らしい天気です。
振り返ると
剱岳もみえていました!
槍ヶ岳の穂先が、北鎌尾根が、千丈沢がハッキリ・クッキリ見えています。
明日あの尾根に挑戦です・・・明日もこの天気なら最高なんだけど。。。
振り返ると、燕岳と燕山荘が本当に小さくなっていました。
おぉぉ~すごい距離歩いてきたんだ!
それでも、まだまだ先は長い。。一本の登山道、遥か彼方まで続いています
鮮やかなピンク色したチングルマの穂。
ほっこり気分にしてくれました^_^
17時大天井ヒュッテ着 予定より少し遅れて到着。
この青空なのにね・・本当に明日はお天気が崩れるのだろうか???
天気予報によると明日は12時頃から霧・風・雨との事 うぅぅ (~_~;)
19日コースタイム(休憩含)
中房温泉9:10~12:30合戦小屋12:45~13:45燕山荘14:00~17:00大天井ヒュッテ
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朝3時前に目を覚まし、外に出てみる
風はさほど強くないが、濃霧、視界2~3m位。何にも見えない(>_<)
お弁当はおにぎりで朝、自分で取りに行きます。通常の山小屋では朝食とらずに出発する場合は夕飯時に配られる事が多いので、朝渡しはありがたいですね。
4時。出発予定の時間。まだ外は視界超不良。「うぅん どうしよう?」
とりあえず、出発を遅らせ様子を見る事にしました。
今日は行動時間12時間の予定。あまり出発を遅らせると、到着が遅くなる・・・
4:15ゆっくり慎重に歩く事にしてヘッドランプを付けて小屋を出発しました。
外に出ると本当に足元が見えるか見えないか・・・
ヘッドランプを付けると、まわりが見えにくく、登山道も探しにくい
ヘッドランプを消してみたところ、その方が見やすかったので、足元に充分注意をしてヘッドランプを消して歩く事にしました。
出発して30分位で、視界も少しずつ良くなり、
写真もなんとか撮れるようになって来ました。
1時間程歩いた所で、お腹もすいて来たし朝食タイム
おにぎりとおしんこのシンプルなお弁当ですが、
山ではこれが一番!
それにしてもこのおにぎり大きい♪
エネルギー補充完了・・・元気に出発!
急傾斜の鎖場を超え、最初の目標
5:40オジカ沢の頭に到着
予定より40分遅れての到着
稜線では新潟側から常に強風が吹きあがって来て・・・
オジカ沢の頭でも強風が吹き荒れていました
7:00大障子の頭に無事到着♪
ここまでは濃霧、強風、通行注意の岩場があったりだったので、ゆっくり慎重に進んできました。
予定の時間より遅くてもOK
万太郎山に近づくにつれてお花が多くなってきました。
オトギリソウ
シモツケソウの群生
色がとても鮮やかです
右の写真の大きな花・・・初めて見ました。 シオガマに似ているけどなんだろう?
・・と思っていたのですが、その名もオニシオガマでした。
岩の間の狭い場所に生えていたイワカガミ、
すでに真赤に紅葉していました。
18:20 万太郎山頂到着 ここで休憩
視界はだいぶ良くなってきました。
この縦走コースでまだ誰にも合っていない。
いくら平日とは言え、こんな事は初めて♪
自分達のペースで行動できます(^_^)/~
ここからは毛渡乗越まで一気に400mの下り!そして仙ノ倉山まで500mの登り
本日のハイライトに突入です<`~´>
毛渡乗越までの下り
両側が切れ落ちている稜線・・・
晴れていたら怖いかも(*_*)
登山道の草は刈り込まれ歩き易くなっていましたが、その草が登山道に敷き詰められ、それが露に濡れて滑りやすくなっていて大変でした。
おっと…油断禁物の時間が続きました(~_~;)
草を刈られて住みかを失った2㎝位のカエルさん、私達におどろいてか、右往左往。
あっちにぴょんぴょんこっちにぴょん!思わず踏んでしまいそう・・・踏んだらお互いにイヤですものね。
でも、最初は気にしていたのですが、あまりに多いので最後は気にしていられなくなりました。
10時を過ぎた頃になると群馬県側はガスが切れる事もあり、谷川岳のごつごつした岩場や遠くの山脈も見えるようになって来ました。 沢から流れ落ちる豪快な滝もはるか下の方に見えていました♪
毛渡乗越からの登り・・・
霧やガスで良く見えない。
ぼやっと見えるピーク・・・あれが頂上?
そのピークまで行くと
またその向こうにピークが現れる・・・
だまされ、だまされピークをいくつも超えていきました。
そのピークに至る登山道は
山あり谷あり岩場あり、ナイフリッジあり・・・かなりハードなコース
エビス大黒避難小屋通過
ここまでくればもうあと一頑張り
仙ノ倉の急登を登ります。
お花が急に増えてきました。
あそこに見えるピークが仙ノ倉山?まただまされました。
ピークまで行くと前方にまたピークが見えてきます。ひと山超えてまたひと山・・・
山で良く云われる「もう少し、あと少しだから頑張ろう」・・このフレーズを山に言われている様でした。だまされながらも、仙ノ倉山の本当の頂上が見えてきました^_^
12:12仙ノ倉山到着\(^o^)/ 予定時刻ぴったり!
ここまでくれば、あとは危険な個所はありません。
本日この山頂で初めて登山者に合いました。
仙ノ倉山まで来たら食べようと持ってきた
ご褒美ミカン♪
とっても美味しかったですね。
(^。^)V.。o○
残すは平標山までの行程!
右の写真は肩の小屋からずうっと1000m毎に出て来た看板。
東芝山岳部の方々が立てて下さったとの事。
途中にあった看板は、すでに文字も読みにくくなっているものもあり・・
仙ノ倉山までで終わりかとおもっていたら・・・
なんと「肩の小屋から10000m」の看板が
仙ノ倉山と平標山の中間にありました。しかも真新しい看板。
遠くからそれらしきものが目についた時3人で顔を見合わせ
「まさか今までのあの看板じゃないよね?!」
近づいて行くと、そう・・・その通り「あの看板」だったのです。
縦走中、規則的に出てくるこの看板は、私達にとって道しるべとなり、安心感がありました。
思いがけず、ここで見つけ、懐かしい友達に会ったようで嬉しくなりました。
東芝山岳部さんに感謝・感謝です(^o^)(^O^)
そして・・・13:21
平標山に到着しました\(^o^)/
ばんざ~い やった~
頑張りました、朝の遅れをすっかり取り戻し
予定より早い到着となりました☆彡
最後の下り・・・待っていてくれたのは
一面のお花畑・・雲上に広がる花園
これでもか!と云わんばかりの
鮮やかなピンクや黄色・ムラサキ色のお花達の大群落でした♪♪
いつの間にか、空も真っ青
素晴らしい天気になっていました★★
最高の気分ヽ(^o^)丿
16:05元橋駐車場に無事到着! 朝4時過ぎから12時間。群馬県側から歩き始め、群馬県と新潟県の県境となる稜線をひたすら歩き新潟県に下山。本当に頑張りました!
下山後は越後湯沢駅内の温泉で汗を流し、駅中ショッピングを楽しみ・・・
今年はお花の開花が遅く、なかなかお花畑が見られなくて、ちょっと寂しかったのですが、この2日間で高山植物を堪能・・・最後に待っていた雄大な景色と花園・・・とっても嬉しい山行になりました********
コースタイム9時間45分、行動時間12時間。数えきれない程のアップダウンを繰り返すこの超ロングコース。歩き通せるかちょっと心配でしたが・・・一番きつかったのは平標山からの標高差9mの下りでした(笑)
最初はガスがかかり、気温が上がらなかった事も幸いし、なんとか頑張れました。
最後に迎えてくれた青い空とお花畑で疲れも吹き飛んで、充実した2日間になりました。
終わり良ければ全て良し・・・正にこれを地で行く山行になりました。バンザ~イ
次の山行は私にとって今年最難関コース「北アルプス岩稜帯縦走」です。
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谷川岳を西黒尾根から登って見たい、翌日は平標山から松手山コースで下山する!
初日は岩場の連続するコース。2日目は行動時間12時間のロングコースです。\(^o^)/
日 程:8月6日~7日
メンバー:山女子3名。吉野・Sさん・Hさん
コース:
6日 谷川岳ロープウエイ駅9:50‐10:25天神平駅~11:11熊穴沢避難小屋11:24~11:57天狗の踊場~12:48肩の小屋13:10~13:20トマノ耳13:25~13:45オキノ耳13:50~14:05奥宮14:20~15:10肩の小屋(頂上稜線はゆっくり散歩)
7日 小屋4:16~5:40オジカ沢の頭~6:15大障子の頭6:30~7:00大障子避難小屋~8:00万太郎山分岐8:05~9:00越路避難小屋~9:20毛渡乗越9:32~10:48エビス大黒の頭11:00~11:30エビス大黒避難小屋~12:12仙ノ倉山12:30~13:21平標山13:35~14:50松手山~15:13鉄塔~16:05元橋駐車場
天気予報はあまり良くない。
雷注意報も出ている微妙な天気(>_<)
それでも
「行ってみなけりゃわからない。本当にダメならその時に考える」・・精神で出かけました☆彡
新幹線からバスに乗り換えた途端・・・本降りの雨(>_<)(~_~;) 雷は?・・まだ聞こえてこない。
しかし・・・天神平ロープウエイに到着する頃には雨はほとんど降っていない
それでも・・・やはり微妙な天気なので、登山指導センターに行き情報収集する事に・・
センターに近づいて行くと、お姉さんがこちらに向かって出て来ました。
「一の倉沢の方ではすでに雷が鳴っているとの事ですよ」
「そうですか!じゃ西黒尾根は止めましょう」即決定★★
雨は何とかなっても、稜線で雷にあったらどうしようも無い。西黒尾根はまた次回にする事にして、ロープウエイ乗り場に向かいました。
残念だけどこちらから登りました。
天神平の看板があったので、前で記念写真!
ガスで景色は見えませんが、
雨は降っていません
何回か訪れている登山道でしたが、新しい発見が・・・
右の写真の植物は初めてです。
図鑑で調べたら、ただの「ノギラン」
ネバリノギランは良く見かけるのですが・・今回は沢山見かけました。
左の写真のもじゃもじゃしているのは、
なんと!食虫植物のモウセンゴケ♪
湿原でしか見られない植物だと思っていたので、こんなところにも生えるのですね。
ビックリでした。今までもあったのでしょうが全く気が付きませんでした^_^
濃いガスにすっぽりと覆われた稜線。
真白なガス中ほんの一瞬だけ稜線が見えました。
「行かなくて良かったね」
「行っていたら今頃あの真白なガスの中だよね」
雨も降ってきたので熊穴沢の避難小屋で休憩。
今までこの中に入った事は無く、
初めて小屋の中に入りましたが、意外ときれい♪
2000mに足らない標高の山ですが、
やはり谷川岳・・・
避難小屋から上は
クサリ場や岩稜帯が続きます。
登山道脇に咲いている花はすっかり秋の花になっていました。
左からアカモノの実 オミナエシ・トリカブト・シモツケソウ・クルマユリ
時折ガスが切れて風景が映し出されます。
天狗の踊場から撮影
まるで緑色のジュウタンに見える、一面ササに被われた山腹
稜線に続く登山道を、
頂上目指して進むHさんとSさん
ザックカバーが良く目立っていました。
こちらは黄色のジュウタン?
緑のササの中に黄色の花・・
キンコウカが群生していました♪♪
キンコウカは湿原の花と思っていたので、意外な発見♪
なんだかうれしくなりました。
何度か登っている登山道でも新しい発見はあるのですね(^_-)-☆
12:48肩の小屋着
小屋にザックを置かせて頂いて雨具のみ持って頂上へ
頂上トマノ耳には10分程度。
時間もたっぷりあるので、まずはトマノ耳を通り過ぎ
普段はなかなか行けないオキノ耳に・・・
「トマノ耳って見えるのかしら?」
ガスで覆われ視界は10M程度なので、良く分りません。
突然、頂きが・・・ガスの切れ目からトマノ耳の頂上と稜線が浮かび上がってきました^_^
「うわーラッキー\(^o^)/」
この景色・・・雰囲気があってなかなかでした♪
「奥に鳥居がみえたよ。行ってみようよ」
いつもと違ってたっぷり時間があります。
気の向くままに行ってみると、
石の鳥居と浅間神社の祠が・・・
奥宮と云われている所のようです。
トマノ耳からオキノ耳そして奥宮までの稜線はさながら・・雲上の楽園★★
登山道脇はお花が途切れる事無く、多種のお花が咲きみだれていました。
どれもこれもみんな色が鮮やかで、嬉しくて写真撮りまくりでした^_^
上左から:シモツケソウ他 チングルマ コオロギのお見合い ワレモコウ
下左から:ハクサンフウロ イワショウブ ウツボグサ ノコンギク ウスユキソウ
雲上の楽園を堪能して、トマノ耳に戻り・・・
小屋に向かう途中、2人が指さしているのは
「西黒尾根」の指導標・・・
「本当はこちらから来るはずだったんだよね」
「いつか、登ろうね」・・・リベンジの約束
谷川岳の肩の小屋はいつか泊まりたいと思っていた小屋。谷川岳のレスキューの隊長だった方が思い入れを持って造られたと聞いていました。
谷川岳は日帰りが出来るので、なかなか泊まる機会がありませんでしたが、実現しました♪
外観は普通の山小屋ですが、
中は板張りでとっても清潔。中のトイレは水洗♪
寝具は薄いマットの上にキャンプ用の寝袋
この日の宿泊は私達3人の他に男性1名で合計4名。
小屋の料金は細かく分れていて
宿泊のみ+寝具+朝食+夕食+お弁当(大おにぎり2ケ)
必要に応じて利用すれば良いというシンプルな発想
私達は早朝出発予定なので、宿泊+寝具+夕食+お弁当でお願いし、¥6300でした。
---谷川岳 肩の小屋のご案内はこちら♪----
夕食後の天気予報・・・午前中「曇・霧、12時頃から☀」
翌日朝4時出発予定なので、早々におやすみなさい・・・
夜中、強風が吹き荒れ・・・ちょっと心配しながらも3人共ぐっすりと眠っていました。
to be contenue。。。2日目へ
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