谷川岳を西黒尾根から登って見たい、翌日は平標山から松手山コースで下山する!
初日は岩場の連続するコース。2日目は行動時間12時間のロングコースです。\(^o^)/
日 程:8月6日~7日
メンバー:山女子3名。吉野・Sさん・Hさん
コース:
6日 谷川岳ロープウエイ駅9:50‐10:25天神平駅~11:11熊穴沢避難小屋11:24~11:57天狗の踊場~12:48肩の小屋13:10~13:20トマノ耳13:25~13:45オキノ耳13:50~14:05奥宮14:20~15:10肩の小屋(頂上稜線はゆっくり散歩)
7日 小屋4:16~5:40オジカ沢の頭~6:15大障子の頭6:30~7:00大障子避難小屋~8:00万太郎山分岐8:05~9:00越路避難小屋~9:20毛渡乗越9:32~10:48エビス大黒の頭11:00~11:30エビス大黒避難小屋~12:12仙ノ倉山12:30~13:21平標山13:35~14:50松手山~15:13鉄塔~16:05元橋駐車場
天気予報はあまり良くない。
雷注意報も出ている微妙な天気(>_<)
それでも
「行ってみなけりゃわからない。本当にダメならその時に考える」・・精神で出かけました☆彡
新幹線からバスに乗り換えた途端・・・本降りの雨(>_<)(~_~;) 雷は?・・まだ聞こえてこない。
しかし・・・天神平ロープウエイに到着する頃には雨はほとんど降っていない
それでも・・・やはり微妙な天気なので、登山指導センターに行き情報収集する事に・・
センターに近づいて行くと、お姉さんがこちらに向かって出て来ました。
「一の倉沢の方ではすでに雷が鳴っているとの事ですよ」
「そうですか!じゃ西黒尾根は止めましょう」即決定★★
雨は何とかなっても、稜線で雷にあったらどうしようも無い。西黒尾根はまた次回にする事にして、ロープウエイ乗り場に向かいました。
残念だけどこちらから登りました。
天神平の看板があったので、前で記念写真!
ガスで景色は見えませんが、
雨は降っていません
何回か訪れている登山道でしたが、新しい発見が・・・
右の写真の植物は初めてです。
図鑑で調べたら、ただの「ノギラン」
ネバリノギランは良く見かけるのですが・・今回は沢山見かけました。
左の写真のもじゃもじゃしているのは、
なんと!食虫植物のモウセンゴケ♪
湿原でしか見られない植物だと思っていたので、こんなところにも生えるのですね。
ビックリでした。今までもあったのでしょうが全く気が付きませんでした^_^
濃いガスにすっぽりと覆われた稜線。
真白なガス中ほんの一瞬だけ稜線が見えました。
「行かなくて良かったね」
「行っていたら今頃あの真白なガスの中だよね」
雨も降ってきたので熊穴沢の避難小屋で休憩。
今までこの中に入った事は無く、
初めて小屋の中に入りましたが、意外ときれい♪
2000mに足らない標高の山ですが、
やはり谷川岳・・・
避難小屋から上は
クサリ場や岩稜帯が続きます。
登山道脇に咲いている花はすっかり秋の花になっていました。
左からアカモノの実 オミナエシ・トリカブト・シモツケソウ・クルマユリ
時折ガスが切れて風景が映し出されます。
天狗の踊場から撮影
まるで緑色のジュウタンに見える、一面ササに被われた山腹
稜線に続く登山道を、
頂上目指して進むHさんとSさん
ザックカバーが良く目立っていました。
こちらは黄色のジュウタン?
緑のササの中に黄色の花・・
キンコウカが群生していました♪♪
キンコウカは湿原の花と思っていたので、意外な発見♪
なんだかうれしくなりました。
何度か登っている登山道でも新しい発見はあるのですね(^_-)-☆
12:48肩の小屋着
小屋にザックを置かせて頂いて雨具のみ持って頂上へ
頂上トマノ耳には10分程度。
時間もたっぷりあるので、まずはトマノ耳を通り過ぎ
普段はなかなか行けないオキノ耳に・・・
「トマノ耳って見えるのかしら?」
ガスで覆われ視界は10M程度なので、良く分りません。
突然、頂きが・・・ガスの切れ目からトマノ耳の頂上と稜線が浮かび上がってきました^_^
「うわーラッキー\(^o^)/」
この景色・・・雰囲気があってなかなかでした♪
「奥に鳥居がみえたよ。行ってみようよ」
いつもと違ってたっぷり時間があります。
気の向くままに行ってみると、
石の鳥居と浅間神社の祠が・・・
奥宮と云われている所のようです。
トマノ耳からオキノ耳そして奥宮までの稜線はさながら・・雲上の楽園★★
登山道脇はお花が途切れる事無く、多種のお花が咲きみだれていました。
どれもこれもみんな色が鮮やかで、嬉しくて写真撮りまくりでした^_^
上左から:シモツケソウ他 チングルマ コオロギのお見合い ワレモコウ
下左から:ハクサンフウロ イワショウブ ウツボグサ ノコンギク ウスユキソウ
雲上の楽園を堪能して、トマノ耳に戻り・・・
小屋に向かう途中、2人が指さしているのは
「西黒尾根」の指導標・・・
「本当はこちらから来るはずだったんだよね」
「いつか、登ろうね」・・・リベンジの約束
谷川岳の肩の小屋はいつか泊まりたいと思っていた小屋。谷川岳のレスキューの隊長だった方が思い入れを持って造られたと聞いていました。
谷川岳は日帰りが出来るので、なかなか泊まる機会がありませんでしたが、実現しました♪
外観は普通の山小屋ですが、
中は板張りでとっても清潔。中のトイレは水洗♪
寝具は薄いマットの上にキャンプ用の寝袋
この日の宿泊は私達3人の他に男性1名で合計4名。
小屋の料金は細かく分れていて
宿泊のみ+寝具+朝食+夕食+お弁当(大おにぎり2ケ)
必要に応じて利用すれば良いというシンプルな発想
私達は早朝出発予定なので、宿泊+寝具+夕食+お弁当でお願いし、¥6300でした。
---谷川岳 肩の小屋のご案内はこちら♪----
夕食後の天気予報・・・午前中「曇・霧、12時頃から☀」
翌日朝4時出発予定なので、早々におやすみなさい・・・
夜中、強風が吹き荒れ・・・ちょっと心配しながらも3人共ぐっすりと眠っていました。
to be contenue。。。2日目へ
by yoshiki | トラックバック (0)