3日 朝お弁当にして頂いた朝食を済ませ5時30分出発
「明日の日の出は5時40分だから、5時35分に出発すればご来光が見られるよ。仙丈ケ岳の上から出てるんだよ。いいとこ教えてあげるよ」・・
小屋の方のアドバスに従い出発しました。
しかし・・・・
外に出ると、薄明るくはなって来ましたが、
太陽は厚い雲に遮られ、顔を出す事が
出来ない様子。ご来光は諦めて頂上へ・・・
昨日見た時は、裏山?としか見えなかった
宝剣岳でしたが、登ってみると
やっぱり岩峰の山・・
いきなり鎖場のトラバース
下は切れ落ちています(~_~;)
しかし・・・このクサリ場はこれからのコースを考えるとウォーミングアップに
過ぎませんでした。
5時55分頂上着 2座目登頂
皆元気いっぱい♪
太陽の顔は見えませんが、
雲が多いだけで雨は大丈夫そう・・・
これからたどる稜線にはガスが掛っています。目の前には縦走路と云うより
「岩」が立ちはだかって続いているように見えます(@_@;)
宝剣岳の登りも岩・岩・岩でしたが、この登りはほんのウォーミングアップ(?)
岩稜帯が多いのはガイドブックで解ってはいたのですが、
どんな登山道なのか楽しみです。もくもくと湧き上がる雲海の上には富士山が♪♪
宝剣岳からの下り。登りよりも厳しい所があちこちに。
左の写真:鎖は付いていますが、ほぼ垂直。岩が横に突き出ている下には富士山が見えていました。下ったかと思ったらまた登りが・・・
クライミングをやっているメンバーではないのですが、みんななんとなく楽しそう(^_-)-☆
宝剣岳の下りも無事通過。あたりも明るくなってきました。
眼下には秋色の千畳敷がひろがり、近くの山々、市街地、
そして雲海の上には頭だけ出した南アルプスの峰々が並んでいました。
富士山の手前の白い雲・・・
よ~く見ると、湧き上がるガスが尾根を越えて滝のように流れ落ちていました。
これ「滝雲!」聞いたとこはあるのですが、見るのは初めて・・
モノクロの幽玄な世界・・・この雄大な自然・・しばし見惚れていました。
7:03極楽平着
(下右)尾根の西側には端正な三角形の三ノ沢岳が
全山秋色に染まっていました。
その北側後方には雲海の向こうに御岳山が
その雄大な姿を現してきました。
青空も見えてきました♪
濁沢大峰に向かうロープが張られた尾根道。
これからたどる尾根は
雲に被われ姿が見えませんが・・・
視界は開けているので、
広い歩き易い尾根道
しばし2500mの秋の稜線漫歩を楽しみます
一輪だけ咲いていたチシマギキョウ
紅葉したウラシマツツジと
ミヤマキンバイの葉
その前で咲くミヤマキンバイ
赤と白と緑の景色に紫色と黄色・・・
ホッと気持ちを和ませてくれました
(*^_^*)
またしても遭遇(^_-)-☆
大自然の織り成す
光の素晴らしい芸術
厚い灰色の雲に遮られ出てこられない太陽
灰色の雲の向こうから
降り注ぐヒカリのシャワー
雲海に注がれ雲海がひかり輝いていました
ここまではコースタイムより早いペースで来たのですが・・
この自然の素晴らし光景に目を奪われ、足が前に進みません(^_^)/~
アッと言う間に時間が過ぎ、なんとここで30分も(^_-)-☆
時間には余裕があるので、急ぐより楽しみましょう・・山は常に一期一会ですから
雲の動きは激しく、
消えては湧き、湧いては消える・・・
これから超えていく峰々が見えてきました。山の東側は黄葉が見事!
でも、本日のゴールはまだ遥か彼方です
広い尾根道から
登山道は細く岩稜帯に
西側はハイマツと白い岩のコントラスト
時折、真赤に染まった
ウラシマツツジが彩りを添えて・・・
8:47濁沢大峰着
指導標の文字は消えていました。
次に向かうは檜尾岳
ここからは本格的に岩場の連続になって来ます。
またガスに被われてまいました・・・・
紅葉は草紅葉だけでなくナナカマドのような樹木の鮮やかな紅葉も目立ってきましたね。ジグザグに続く登山道・・その先に見える頂きが檜尾岳です。あそこまでもう一頑張り!
10:20 檜尾岳到着♪
この檜尾岳が宝剣岳から本日のコースのちょうど中間あたり。
5時半から歩き始めて約5時間・・・ここまで良く歩いてきました★★
先客が2組。稜線で風も強くなってきたので風をよけながら大休憩!
10:47しっかりと腹ごしらえが出来たところで熊沢岳目指して出発♪
熊沢岳までコースタイムで
1時間10分です。
ここからがとっても遠かった
((+_+))
ピークを越えても超えても
着かない・・・・・・
⇒≪その3≫に続く。。。
by yoshiki | トラックバック (0)