前からパンフレットを見て、いつか行ってみたいな~・・と憧れていた山。でもね・・・遠いし、いつ行けるのかな???
歩きにすと倶楽部(ヨシキの登山教室の講師をお願いしている)からのお知らせ・・・「秋田駒&森吉山企画」火・水・木・・・
何と!私にピッタリの日程ではありませんか♪
これは参加するしかない!・・以外に早く実現できました(^_^)/~
7月3日~5日で森吉山・秋田駒が岳2座を登る日程。
初めて乗る秋田新幹線。角館集合! 3時間程度で秋田到着!早いですね(^_-)-☆
角館からは3日間チャーターバスで移動。いよいよ秋田の花の山旅がはじまります♪
初日は、船でクルージング。明日目指す森吉山を船上から確認。
まだ雪渓が残っているようです。
クルージングの後1時間程度の軽いトレッキングを楽しみ
本日の宿泊地森の中の一軒宿・・・「森吉山荘」に向かいました。
移動途中、可愛らしい1両の電車に合いました。
山の中に突然現れる、立派な宿です。山荘とはいっても山小屋ではなく、食事もおいしいし、温泉もあり、ホテル感覚の宿でした。
4日 森吉山登山 本日快晴!
本日の登山・・・阿仁スキー場のゴンドラから始まります♪
平日なので人はあまり多くありません。
ゴンドラ頂上駅からは高原の湿原トレッキング系。標高差もあまりなく草原や湿原が続き、気持の良いトレッキング。歩き始めると早速・・花・花・花・・・・\(^o^)/
関東の山でのおなじみの花もいっぱい咲いています。
個人山行ではないので、ちょっと控え目に写真を撮っていたのですが・・・
普段あまり見られない花が次から次と出てきます。
左・・イワナシ
中・・?
右・・ウスバサイシン?
今年は花が遅れているから「シラネアオイ」がまだ咲いているかも・・・の情報は入っていたのですが・・
下山して来た方が「シラネアオイも咲いていますよ」
「えっ♪ほんとうですか?」希望が出てきました(^_^)/~
私は今まで、実物のシラネアオイを見た事が無いのですよ~
ついに発見! 薄紫色の咲き始めたばかりのシラネアオイ♪
登山道のすぐ脇に咲いていました・・・・・・\(^o^)/
もう一つのお目当ての花「ヒナザクラ」
白い色をしたハクサンコザクラと云った処でしょうか・・・
背丈10㎝、花は1㎝位・・可憐で清楚な花です。
白い小さい花が群生しています。
そうかと思うと、登山道脇にまるで雑草のように何気なく咲いていたり・・・
背丈20㎝程の水芭蕉も咲いています。
その向こうに白く見える点々・・・・
その点々はなんと!ヒナザクラなんですよ♪
ヒナザクラと水芭蕉のコラボ☆☆☆
これは森吉山でしか見られない風景?
緑色の中に白色の清楚な花達が一面に広がっていました。
歩きにすとの太田講師と参加者の皆さんで
森吉山頂上で記念撮影!
初めてお会いする方も多かったのですが、
皆さん優しくて、優しくて・・・3日間とっても楽しくそしてとっても癒されました(^_-)-☆
5日 秋田駒が岳登山の日、早朝未明・・・
ホテルの前は真っ白、雨はだんだんひどくなり。
雷が鳴っています。
朝食後、太田さんから「雷雨注意報が一日中出ていますが、様子を見て、1時間位登りたいと思います」とのお話・・・
それを聞いた参加者「え~~」
外で鳴り響く雷にテンションは上がらず、みんな揃って全く登る気なし・・・
その様子を察して・・・
「じゃ、名所見物に切り替えましょう!」
「どうせなら、乳頭温泉に行きた~い」
雨の中の名所見物は、田沢湖のたつ子像を見学し、角館の武家屋敷経由、乳頭温泉行。
右の写真は乳頭温泉鶴の湯入口
左右に並ぶのが、湯治の宿舎・・・
初めての乳頭温泉。湯治場の温泉として有名。
一瞬時代が逆戻りした雰囲気。
内湯は2~3名しか入れず、
ほとんどが露天風呂。
女性専用の露天風呂はありますが、
男性専用は無く、男性は混浴に・・・・
右の写真が温泉なのですが、
上が女性のお風呂、乳白色で20人位が入れる大きさです。
下の川の流れに沿って建てられているのが
混浴の露天風呂。
一応カヤで覆われて見えないようにはなっていますが。。。覗けます\(◎o◎)/!
森吉山は本当に全山花の山。他の山では見つけると嬉しくなってしまうお花達も、普通の景色の一部として咲いている。素晴らしい山でした。
秋田駒ヶ岳は登頂を果たす事が出来ませんでしたが、
思いがけず、秋田の名所旧跡を見て、東北地方の文化の一端に触れる事が出来、また超有名な乳頭温泉体験もでき、これはこれで、とても良い経験になりました。
3日間超癒され、リフレッシュして帰ってくることができました。
いつも、個人山行は挑戦型が多いのですが、たまには、こういう癒し系も良いものですね。
7月下旬には白馬岳から朝日岳の縦走を予定していますが、ここも花の山♪
今年はお花がいっぱい見られそうで楽しみです\(^o^)/
by yoshiki | トラックバック (0)