快適な稜線漫歩・・・・一転、農鳥小屋に向けて急なザレ場約380mの下りが待っていました。
急なザレ場に神経を集中し農鳥小屋到着。
農鳥小屋から西農鳥を見上げ・・・・
えぇ~またあそこまで登らなきゃいけないの(>_<)
農鳥小屋から少し西農鳥岳に向けて登り始めた地点より間ノ岳を振り返る・・・
間ノ岳はとっても大きい。
手前のナナカマドの実が真っ赤に染まって
山の本格的な秋も近い・・・雰囲気(*^_^*)
樹林帯を抜け岩稜帯になると・・ここからは急な登り(~_~;)
頭上に岩山が立ちふさがっています・・・
今回の縦走の最大の山場。きつ~い登りです。
歩幅を狭くして
ゆっくり、ゆっくり、一歩一歩・・登っていきます。
きつい時は、呼吸と歩くリズムを合わせるように・・・
フーフー、ハーハー、イチニ、サンシ・・・
一歩一歩、歩いていけばいつかは着くのだ!
・・そう自分に言い聞かせて一歩、また一歩。
でも時々は・・
こんなに重たい荷物持ってこなければ良かった(~_~;)
今回でもう山やめようかな・・・な~んて思ったりしながら歩いている事も(^_^)/~
とっても苦しい中・・・足元の岩稜帯に秋が・・・
ウラシマツツジの葉が紅くなり始めていました。
気持ちが癒され・・・元気が湧いて
さあ、行くぞ!と云う気持ちに (^_-)-☆
私って超単純??・・・(^_-)-☆
やっと・・・稜線に出ました(*^_^*)
ここからは
赤い屋根の農鳥小屋
大きな間ノ岳
その後方に北岳
雲をかぶって少ししか見えませんが・・富士山
遥に鳳凰三山も臨まれます。
西農鳥岳から農鳥岳までのコース。
岩場あり、ザレ場有の変化に富んだ登山道(^_-)-☆
ルンルン気分で・・こう所は大好きです。
つい、少し前までの登り時の気分とは大違い☆彡
岩場の向うには、農鳥岳に続く稜線が・・・
この岩場を越えると本日5番目の3000m峰
農鳥岳ももうすぐです。
12:45 農鳥岳3025m到着♪
ついに本日5座完登♪
バンザイ\(^o^)/
5座目の頂上・・・ダブルピースでハイチーズ\(^o^)/
農鳥岳の道標の向こうには今日越えてきた北岳・間ノ岳が・・・
そして3000mの稜線が・・・
縦走中ずうっと見えていた塩見岳の上空には雄大な秋の雲
頂上は360度の大展望♪
これぞまさしく標高3000mからの大展望
この景色を見たら苦しかったことはすっかり忘れ・・・
今度はあの山に、いやあっちの山にも行ってみたい(^_-)-☆
またむくむくと・・夢は膨らんでしまうのですね~
13:00 農鳥岳を出発。大門沢小屋へ下るのみ・・・
農鳥岳から下降点までは、岩稜地帯にお花畑がひろがっていました。
私の大好きな景色です。こんな風景に出会いたくて山に登っている (^_-)-☆
遠くに山々を望みながら手前に咲く可憐な高山植物・・・この風景が出てくると・・
写真を撮りたい衝動にかられ!?、この場を離れたくなくなってしまう。
どんな角度から撮ってあげたら一番魅力的だろうか???・・・あっちからパチリこっちからパチリ!
ついつい時間が経つのを忘れ、気がつくと2人の姿はみあたらず・・・
仲間は、待っていてくれました。
お花畑が広がる雄大な景色の中で・・・
大門沢の下降点
黄色でひときわ大きく、遠くからでも良く目出っていました。
これはここで遭難した方の家族が慰霊碑として立てたもの・・と書かれていました。
16:00農鳥岳から3時間(シュミレーション通り)(*^_^*)今日の宿泊地 大門沢小屋に到着しました。
北岳肩の小屋を出発してから11時間。
一日中お天気に恵まれ、無事到着。
それにしても大門沢の下りは急でガレててとても
歩きにくく、長かった。
「大門沢の下りは長いよ」とは聞いていましたが
想像以上に急峻で緊張の連続でした。
それにしても行動時間11時間。T氏とTさんはこんなに長い行動時間は初めての体験。
みんな良く頑張りました。本当にお疲れ様でした。
5座完登を祝い、自分たちの頑張りに・・ビールでカンパイ!\(^o^)/ 美味しいね~(^_-)-☆
大門沢小屋にはなんと!<温水シャワー>があります。4分500円
シャワーだけでもさっぱりする事が出来、うれしいですね。
食事とトイレは50年位昔の日本を思わせる雰囲気で懐かしさ(?)を感じさせてくれました(~_~;)
to be continue。。。
by yoshiki | トラックバック (0)