磐梯山4合目:弘法清水到着。 小屋の後には頂上が・・・
黄金清水と弘法清水間は急登。
足が長く体力のある水野さん、どんどん登っていきます。
一方私は・・・背も低く荷物も重く写真も撮りながら、なので、どんどんおいていかれます(^_^)/~
やっとたどり着いた弘法清水の小屋。
「疲れたでしょう。どうぞ!ちょっと甘めにしておきました」と笑顔でコーヒーを出してくれました(^_-)-☆
疲れた体に、甘めのコーヒーはなんと美味しかった事か>^_^<
記念に写真をご一緒に!
弘法清水:4合目です。矢印の先に記されています。
まだ雪渓がのこっていて・・冷たくて美味しい水です。
のどを潤して頂上に向かって出発!
荷物は弘法清水小屋に預って頂き空身で頂上往復です。
水野さんはどんどん高度を上げていきます。
私はゆっくり、私なりのペースで・・
途中、見事なショウジョウバカマ、
ミネザクラは頂上はまだつぼみ・・・
登山口出発から4時間40分
14:10 5合目:無事頂上到着
\(^o^)/とりあえず2人揃ってピース!
後には桧原湖が広がっています・・
なぜか磐梯山頂は一番高い所にありませんでした。
勿論一番高い所に登って「バンザ~イ!」(*^_^*)
弘法清水からの下山・・・
当初・・・中の湯~銅沼~裏磐梯スキー場の予定でしたが・・
弘法清水小屋の吉田さんに裏磐梯スキー場に下るルートお薦めルートを聞いてみました。
「今日は天気が良いのでこのルートを行きなさい。ガレ場があるけど注意して下れば、貴方たちなら絶対大丈夫!景色も良いし、時間も短縮できる。絶対おすすめ!」
地元の方の絶賛のお薦めなので、予定を変更して、お薦めルートで行く事に・・・
「ところで、この辺クマは大丈夫ですか?」「いやー、昨日一人やられたよ。喜多方で」と・・・
持参したのに今までつけてなかった「クマ鈴」をあわててザックに取付(^_-)-☆
弘法清水で大休止後・・15:00裏磐梯スキー場に向かって出発!・・しました。
私は「登りはゆっくり、下山はスピードアップ」スタイル!
下るほうが得意なので、下りは私が前を行きます。
まずは、川上温泉下山ルートを下ります。
弘法清水から黄金清水までは登ってきたルートを戻り
3合目:天狗の岩の指導褾がある噴火口上部に到着
ここから川上温泉ルートに向かいます。
いきなり雪渓♪ 雪渓の向うに櫛ヶ峰がそびえ・・・
眼下には大きく口をあけて広がる火口壁の麓に広がる火口原が望まれます。
櫛ヶ峰と天狗岩の間にある尾根をほぼ一直線に下って行くコース。
矢印のあたりから下り、登山道はザレていて小石が多くいきなり
あぶない・あぶない(~_~;)
「貴方たちなら大丈夫」とは励まされたけど・・・
どこを見込んで太鼓判をおしてくれたものやら・・
とにかく転ばないように・転ばないように!
振り返ると、磐梯山・天狗岩がそびえ立っています・・
そして、今下ってきた登山道が白い一本の線のようにつづいている。
表磐梯はみどり豊かでしたが、裏は一変、火口壁が荒涼としてまるで別世界。
櫛ヶ峰の火口壁
火口壁の風景は今まで見た事の無い景色。
硫黄の臭いも漂っていました。
ガレた火口壁の向うに桧原湖・銅沼を望む
ガレ場に花はあまり無いと思っていたのですが・・・
可愛らしい花が咲いていました。
*コケモモ
(多分・・自信はありませんが)
*コイワカガミ
*オオカメノキ
*残雪が解けた後にフキノトウが・・・
樹林帯に入ってくると、崩れた急な階段。
ジグザグではなく直下降。
ちょっと気を抜いたり、よそみをすると転びそうになります。
まだまだ・・集中・集中。
やっと登山道も平坦になってきましたが・・・
このルートはあまり一般的ではないらしく
写真のように、道がだんだん不明瞭に・・・・
この道で本当にいいのかな????(ToT)/~~~
ちょっぴり不安にも・・・
火口原まで降りて来ました。
磐梯山の荒々しい火口壁に囲まれた火口原は
あまりに広く、見渡す限り指導標も見当たらず・・・
私達の行く道はどこ???
この火口原は数年前に大規模な土砂崩れがあり、石交じりの土砂で一面埋まったとの事。
土の上に乗ると、まだ柔らかく5~6㎝位もぐる(@_@)
慌てて石の上に・・
周りを見回すと、大人の大きさの靴跡が一人分・・・
数日間でここを歩いたのは1人だけ?
目を凝らしてみると、広大な火口原のはじっこに
白く小さい立て看板のようなものがみえました。
きっとあれ看板だよね(~_~;)
近づいていくとロープがはってあり白い看板には
・→裏磐梯登山口・・そう登山口方向を示す看板でした
ひとまずほっと一息(^_^)/~
ロープ沿いに進んで再び樹林帯の中へ・・・
小さいアップダウンを繰り返し・繰り返し
人の気配は全く無く
進む登山道も踏み跡が少なく
クマ鈴はザックに揺られて心強い音色で鳴っています・・
「この鈴が無かったらかなり寂しいね」
でも、忘れた頃に「裏磐梯登山口」の看板が出てきて
「あぁこの道で良かったんだ」と安心させてくれます。
更にスキー場めざし、アップダウンの続く道をもくもくと歩いていると・・・
久々のきちんとした指導褾が出てきた!・・と思ったら・・
裏磐梯スキー場の中腹に飛び出しました。(^_^)/~
もうここまでくれば大丈夫! ヤッター♪
ゲレンデ眼下には桧原湖が広がり
6月なのに、ゲレンデにはツクシが顔を出し、春の名残を感じさせてくれました。
ゲレンデ下部16:30到着(予定通りピッタリ)
本日山旅1日目・・無事終了で~す
\(^o^)/
2日目へ to be continue。。
by yoshiki | トラックバック (0)