7.19 晴 高度順化でオーバーロートホルン3419mへ
(19日分の写真集はこちら)
7:30朝食 8:30ロビー集合
簡単なトレッキングと言う事でトレッキングポールにトレッキングシューズ。防寒着・日焼け止め・お水・行動食少々を持ち、田村さんのガイドで出発です。
乗り物に乗る前に1週間のパス券を購入。これさえあればどこでもOK・・・と言う便利物。
ロープウエイ・ゴンドラ2回乗り継いでロートホルン3103mまで一気にのぼりました。
こちらの乗り物ははやいですね。1500mの高度差もあっというまに到着です。
ツエルマット到着の翌日なのでゆっくり行きましょう・・・
ゴンドラを降りてすぐ目の前に広がっているのがオーバーロートホルン。
雪はありません。
進む方向の右手にはモンテローザ・ブライトホルン・クラインマッターホルン・マッターホルンの山々がそびえています。
氷河と万年雪の世界が広がっていて、とてつもなく広く大きい。
その山々を眺めながらのトレッキングです♪
少し歩いていくと、足元にほんとうに小さいのに色鮮やかなお花たちが・・・・
本当に小さくてお花の大きさが1cmもありません。
今日は花トレ?
もう2度とこられないかもしれないこの地ですものね、
お花やきれいな景色が出てきたら写真を撮らずにははいられないですよね。
でも今回は今ガイドして下さっている田村さんが、一眼レフの立派なカメラを持ってきて写してくれているんです。(*^_^*)うれし~~い♪ ちなみに私のカメラはコンパクトデジカメです。
自分で撮っていると自分の写真がなかなか撮れないですよね、今回はとっても嬉しいです。
標高が高いので木立はなく、岩と土と草原。
空にはほとんど雲も無く、快晴。 時々さわやかな風が・・・・
そんな中をゆっくりとしたペースで登って行きました。斜面をジグザグに登っていくと・・・・
ピンク・白・濃い青色・黄色・・・
色とりどりの高山植物がほんとうに小さいお花を精一杯咲かせています。
背丈が1cmもない位でお花の大きさも5mm.位の花から背丈5cm 花の大きさ2cm位までの小さな花達なので遠目には見えないのですが、近くに行くとあちらこちらに咲いています。
頂上まであと一息のところで休憩。
水分を補給し、3人共快調なペースで頂上へ。
頂上では田村さんが、SPO2の濃度を測ってくれました。
到着の翌日でこのペースで登ってきて、3人共90以上。
高度順化・体力は合格♪ まず第一関門突破!
荷物は少ないし、景色は良いし、空気は良いし、人は少ないし、お花はきれいだし・・・・
頂上は360度の大パノラマ・・・
素晴らしいトレッキングなのですが、マッターホルンの周りは雲がかかって取れません。
上部が見えないのでマッターホルンがマッターホルンじゃないみたい・・・・・
私の後ろにある山がマッターホルンなのですが・・わかりますか?????
左下の写真はお世話になった田村さんです
休憩しているうちに、少しずつ頂上に登って来る人達が増えてきたので、下山開始。
お花や景色を楽しみながらのんびりと下っていきました。
途中、田村さんが図鑑を持ってきてお花の名前など説明してくれました。
ここにある高山植物は、日本の高山植物と似ているものが多いんですよね。
初めて見る外国の高山植物。スイスと日本なのにこんなににているんだ!!!!
やっぱり氷河時代はヨーロッパも日本もつながっていたんだな・・・なんて実感。
突然田村さんが、「あ・・・あった」
自生のエーデルワイスを見つけてくれたのです。
今ではなかなか自生のエーデルワイスを見る事が出来なくなった・・・と聞いていたので、早速カメラに・・・。
良く見るとあちらこちらに・・・
実は、オーバーロートホルンは自生のエーデルワイスが見られる数少ない場所なんだそうです。超ラッキー♪♪
12:00 往復2時間のトレッキング無事終了!
ロートホルンパラダイスからゴンドラで降りた所でランチタイム。
真正面にマッターホルンを見る事が出来る素晴らしいレストラン。
雲のマッターホルンをみながら、
まずは、ビールで カ・ン・パ------イ!♪
今日は、もう予定が無いので、食事しながら、ビールを飲みながら、おしゃべりしたりして2時間ほどのランチタイムをゆったりとすごしました。
その間もマッターホルンの雲はなかなかすっきりとしてくれません。
ツエルマットに下りてきて明日の打ち合わせ。
明日はブライトホルンにテスト山行。
雪山なので、装備チェック。
ピッケル・アイゼン・ハーネス・安全環付カラビナ・ストック・冬用帽子・ヘルメット・防寒具..
遅れていた太田さんも5時過ぎに到着。
更に太田さんを交えて田村さんと明日のスケジュールチェック。
明日は雪山。私にとってはハードな山行になりそう。
標高も私には経験の無い高さです。
又初体験。ちょっと緊張とわくわく♪
by toyoko | トラックバック (0)