そしてこちらは全てが写っています。
テント・アイスキャンディ・青い空・阿弥陀岳・赤岳・赤岳鉱泉小屋・アイスクライミングする人/見てる人
こちらは青い空にそびえる茶色い大同心と・・・何か見えませんか?。。。そうです!まあるいお月様です。
ちょうど大同心のとんがりの上に小さく見えますよね。青い空に白い月・白い雪。雪山デビューで、こんな景色に出会えて私は、なんと「し・あ・わ・せ」なのでしょう♪(>ω<)
こちらはアイスキャンディと青い空とお月様と大同心・白い雪です。青い空とお月様を主役にしてみました。
明日の天気予報では「午前中はなんとかお天気が持ちそう」との事。楽しみです。
前日あれだけ良かった天気は、天気予防も当たらず、夜中から風が吹き始め、朝6時に出発する時は遠くで風の音が聞こえ、ちょっと不安。それでも出発直後は山も見えていました。行者小屋に着く頃には雪も舞い始め、ガスも出てきて、おまけに風も出て気ました。ここからはガイド3名で参加者8名だったので、3パーティに分かれ、アンザイレンで、一同元気で、赤岳めざし地蔵尾根コースで出発しました。
雪山デビューの私にとっては、アイゼンを履いて、ピッケルを持って長時間歩くのは始めての経験。ピッケルの持ち方も練習はしたのですが、なかなか練習通りにはうかくいかず、いろいろ持ち替えたりして試しながら登って行きました。そうしているうちにだんだん傾斜がきつくなり、昨日練習した、「ピックを雪にさして、もう片方の手で支え、アイゼンの前の歯のみで登っていく」登り方をしなければ登れない傾斜になってきました。うえを見ると、前の人のアイゼンしか見えない、すごい斜度。
その上、時々突風が吹いてくるようになりました。
地蔵の頭直下で、強風・ホワイトアウト他条件が悪くなってきたので、ガイドさんの判断で、ここで撤退。
カメラは持っていたのですが、当然私には、写す余裕もなく、安全な処まで降りて、皆さんにお願いして、記念写真を撮っていただきました。雪山デビューの私の勇姿?も撮って頂きました。
皆様のご協力に大感謝!
今回、登頂は出来ませんでしたが、雪山デビューで、本当に数え切れない位多くの貴重が体験する事できました。
一度ハーネス、アイゼンを装着してしまったら、トイレに行くのも一苦労。アイゼンもハーネスも取らないとトイレには行けない。やっと着けたハーネス・アイゼンはまた付け直し。なれなくてもたもたしている私は大変でした。また活字でしか見た事がなかった「ナイフリッジ・雪庇・ホワイトアウト・アンザイレン」を実際に経験する事が出来ました。
ほとんど経験のない私が、あまり不安を抱く事無く雪山を体験できたのも、しっかりした技術・知識・経験を持っているガイドの方の指導の下だったからだと思います。
また一緒に参加された皆様のお陰です。
一緒に行動して頂いた全ての方に感謝・感謝です。ありがとうございました。(*^_^*)
by toyoko | トラックバック (0)