読図ステップアップ編!中央線沿線、大桑山〜城山を目指します。地図には登山道はありません。入山口より尾根伝いに目指すのですが、うーむ、地図上では意地悪なほど山と谷が入り組んでいます。まずはタクシーを降り準備体操の後は、前回幾度とやってきた正置で現在地確認。ある程度まで高度を上げてのスタートです。そうです!本日は下りの多いルート取り。下りでの道迷いはたいへん多いのです!交代制リーダーは1人づつ。皆さん緊張の面持ち。明るく温かな春になりたての山を進みます。展望が開けなければ振り返って尾根筋を確認したり、沢筋を見たり。僅かなヒントを地形から導きます。地形図には出てこないアップダウン!しかも藪道。けっこう高低差はあるんですよね。注意していても自然の地形が一枚上手。まんまとトラップにかかってしまった感じ。少し高みに登ってチェック。尾根の形、傾斜角、あそこに見えるピーク、現在地はきっとここ。ルートは下かな…いやいや難しい!コンパスの角度を固定し方角を定めてとにかく次のピークへと進みます。町がしっかりと見え登山道に出れば終了も間近!!
やっぱり僕らは迷いやすくて、進化と退化の過程において置いてきてしまったたどり着くための鋭い嗅覚。その無くした野生の本能を補うためにはコンパスと地図がある!無事にそして早く正確に到着するには後は経験しかないんですね。皆さん実感したのではないでしょうか!?あっという間に1日が過ぎました!お疲れ様でした!!