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post by: m-bessyo
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天気は良いぞ!今日は太忠岳に登るぞ。あのてっぺんの岩を見てみたい。朝ごはんもたっぷりいただきました。おばちゃん、お世話になりました。いってきます。屋久杉ランドへ向かう。まだ観光客も少なく、登山口はひんやりとした空気が流れ、気が引き締まる。屋久杉の森の中へと進んでいく。あのでっかい石に触れてみたい、スタートだ。
森が深くて静かで木漏れ日豊かで軽快に足が出る。なんだか空気は瑞々しくって、どういう訳だか疲れなくって足が進む。水の心配は無用ですね。わざわざでも汲みたくなるような水場が二ヶ所は出てくる。秘密でないけど秘密の場所って空気がまことしやかに流れ出る水場。
尾根に突き上げてしばらく、石?岩?が見えた。回り込む。天柱石だっ!でかいっ!!バンバン叩いてみた。全然動じない。でっかい!!それにしてもこの形。どんな自然のいたずらか。なんだかとてつもなく大きな者がニョリニョリッとプリプリッと踏ん張ったものが、それが誰にもどうすることも出来ないからそのまま化石となって今に至ったような、それでいて崇められているようなその形。ちょっと角が立っているけど僕にはそう見えてしょうがない。来てよかった。偶然の造形美。
さらに回り込めば大きな石のテラスに驚く。島と海とを一望しながら天柱石を背もたれにランチタイム。食べ終わったら身支度を整え、帰路につかねば・・・名残惜しくて腰が上がらない。それでも島をたつヒコーキの時間は迫ってくる。下山だ。
下山もやっぱり気分良く。来た道を戻る。風呂へ直行。お、まだ時間がある。屋久杉ランドへ戻って資料館に入ってみる。フムフム、入ってみるものだ。さあ、ついにその時がやってきてしまった。空港へ向かおう。空港でレンタカーを引き渡す時おじさんがニクイことに、あんた達旅は成功したんだね満足そうだなどと言ってくれる。そう!楽しかった。天気にも恵まれた。数日前に見上げた山並みはなぜだかすでに懐かしく思える。ずいぶん日が傾いて搭乗時間がやってきた。ずうっと振り返っていたい気分。ドナドナの子牛はきっとこんな気持ちだったんだ・・・車輪が離れた。飛び立ったんだ。上空の空気は澄み渡っているんだろう、キレイな夕日に送られている。きっとたぶん僕らは社会人。残念ながら鹿児島へ、羽田へと向かっていくのである。サヨウナラ屋久島!又訪れるその日まで!! お世話になりました!!!
post by: yoshiki
レンタカーの配車を依頼しておいたので、下山後乗り込んだバスの終着停留所、宮之浦港に向かう。配車は無料にてまわしてくれるところだったので、ついでに山では不必要な道具もちょっとお願いして預けてしまっておいた。ラッキーなことに素泊まりの宿はすぐにきまる。キッチン、トイレは共同だけどキレイすぎてなぜか落ち着かない。バックパッカーズのドミトリー的なものでもしょうがないかなぁと思っていたので恐縮してしまう。とにかく温泉にでも行ってから考えようぜ~宮之浦には大きなスーパーがあり、晩御飯の買出しが楽しく、ご当地物の生鮮を探したりする。刺身だの揚げ物だのをしこたま買い込み豪勢な食事にしてみた。うまいっ!!朝五時起床の予定。
31日 今日は朝からしとしとと雨が降っている。目覚ましで起きたものの一言、「山はやめ!今日は島一周!!」そしてまたフンワリ布団でぐっすり二度寝である。前の日、朝に挨拶はできないだろうと先にお別れを言っておいた宿のお兄さんが笑っていた。それではホントにさようなら。行ってきます。左回りで行こうぜ!
闇夜の海を照らす孤高の灯台
西部林道 猿、鹿注意! 群れで日向ぼっこ。 どいてくれないんだ、これが。
今日はしっかり観光スポット巡り
温泉に立ち寄ったりしてフラフラとドライブ。観光のルートはほぼ決まっているから、さっきすれ違った人達とよく会う。一度目は軽く会釈をして、二度目はにっこりと挨拶を交わし、三度目にはやぁやぁどうもどうもと情報交換。旅仲間ですね。そんなこんなで今日の宿へ向かう。島の最後の夜だからちょっと贅沢に晩ご飯のおいしそうなところ。ここのおばちゃんが楽しくよくしゃべる。うまい!すっごいボリューム。満腹で眺めのいい海からの風に気持ちよくあたりながら、明日の計画を立てる。オヤスミナサイ。
post by: yoshiki