post by: m-bessyo
急登をほぼやり過ごし大小アップダウンの繰り返し中
初日7日 室堂~折立の先、去年のやり残しをしにNと2人で夜中に車を走らせた。AM8:00に飛越トンネル到着。天気は晴れていて浮き足立って出発!トンネル左手の登山口から入り樹林帯の山あり谷あり。新緑は鮮やかだけど無風につき暑くてたまらない。ほとほと飽きてきて5時間くらい、
ウッフゥゥゥ~ウ!!やっと視界が開けて北の俣岳の快適バーンががっちりと見えてきた。
なんて滑りやすい粗目!
樹林を抜けきり右下の木立の中に非難小屋発見!雪の中からひょっこりと姿を出した水場もトイレも完備した素っ晴らしい小屋だ。しかし我々は太郎を目指さねば・・・・・・「ここ泊まろっか!?夜まで滑って遊んでよっか・・・」小屋に誘惑されたのでした。
かくして黄昏時は定時にやって来たのでした
8日 朝焼けとともに目覚めて快晴を確認!今回はついているぜ!さあ黒部五郎を目指そう。
この小屋を管理されている方ありがとうございました。快適な一夜でした。
北の俣への朝一の登り
北の俣へ続く稜線に出ると見事に快晴で槍から雲の平もちろん薬師まですっかり見渡せる!見渡す限り人っ子一人居ない貸切の世界!! たまりませんねー
太郎はまた来年にしてこのまま吾郎へ向かうことにする。見上げていた時には稜線に雪はなく心配していたのだが山頂には無いものの、これぞ白銀の世界。
順調トラバース
振り返れば大きな稜線に我々のトレースのみ。五郎が見えてきた。取り付きで遅いランチを取り、雪がゆるいので思案した結果最短ルートの斜面をトラバースにする。雪尾の出ている山頂は避け、左手の一段下のコルを目指す。
五郎の肩から
よし、と滑り始めると様子がおかしい。表層だ・・・薄い表層をやり過ごし、ちょっと緊張をし、まっしぐらに五郎の冬季小屋にたどりついた。ここも非難小屋としたら快適な小屋。有難く使用させていただきます。
夜になると風がうなり声をあげていた。見とれる星空ではあったけど。
9日 今日も快晴!朝一で目の前の急登を左側方面に巻き気味で上がっていく。これはつらい。課題は軽量化だな・・・・・稜線に突き抜けると双六への稜線と三俣蓮華がすぐそこにみえた。後ろには五郎の大きなカールが望める。
三俣山頂へ
山頂より5メートルほど下ったところからドロップすることにした。大きなバーンで雪はたっぷり!
サイッコ~!
双六の下辺りに来て思ったのが、稜線伝いに双六から滑ったほうが良いかも。天気がよければ、斜面が長く取れるなと。
双六は滑りまくれますね
絶対、来年も双六にも来ようと固く誓い、真っ青な空と雪に背を向け双六の小屋へ滑り降りた。谷間を抜ける風はもの凄く立っていられないほど。冬季小屋を使わせてもらうとし、荷物を置いて滑りまくろうとしたが、雲の動きが目まぐるしい。3日間の快晴があと1日続く訳がない!林道に出るくらいならまだ間に合うだろう・・・。山、降りるかー!双六谷から大ノマ乗越へ向かい、秩父沢を下山jルートに取る。弓折の山頂からはシュプールもあり、楽しそうだが今回は残念。ぱっくりと亀裂が何本も開いていた。それにしても秩父沢のデブリは凄まじい!噂通りだった・・・。薄明かりの中林道にたどり着きヘッドランプで帰り道となりました。
さらば秩父沢!
それにしても好天に恵まれ、終始誰にも会わず最高のトリップとなりました!乗越の出合いまでは思ったよりもすぐに着くので気をつけて行きましょう!!それにしても雄大な山達だった・・・
今回使用して驚いたものが、相棒がもって来ていたジェットボイル。3600キロカロリーのコンロと同じように使用(雪から水を作ったり)して、ガスの消費量が通称250缶のものと110缶(こっちがジェットボイル)のものとで使い切る時間がほぼ同じ。もちろんこれはデータに基づくものではなく。あくまでもフィールドでの主観です。が、参考までに。
それとお勧めのこの組み合わせ!
アマノのカレースープと白米。結構スパイシーで食欲そそります。軽量カレーをお探しの方に。欲を言えばもう少しカレーに量があれば・・・・・まあ、山だから!
post by: bessyo
な、なに~!? 劇画タッチの衝撃がつらぬいた!
イイイヤッホウー!!カーブを抜けたら海だ海!去年は寝坊した潮干狩り。待ちに待った潮干狩り。やっぱり近づくにつれ盛り上がる。海だ、海だ~・・・・・・あっ、し、しけてる・・・
いやいや風向きが良かった。現場は穏やかに見事に潮が引いている。天然物のアサリを狙って磯に降り立つ。また寝坊をしたので、もう上潮だ。タイムリミットは1時間半だな。(画像は小石と間違えないように真剣で一心不乱にかいているの図です。)
30粒ほど取れて終了~一食分だけあればよいので小さいのは海に返して。
少なかったけれど、ほんのり夏の海と水平線にほくほくしながら帰路についたのでした。
アサリよ、また来年。
post by: bessyo
木曽駒は良いらしいぞ・・・との噂を確かめに僕らは悪天気予報は外れるさと、いそいそと出かけた。
現地に着くなり朝一番のロープウェイで千畳敷カールへ。2600Mの世界は真っ白な世界!
・・・ついでに大気中も白く霞んでいる。天気予報は当たってしまったのである。
とりあえずちょっと行ってみるか。
ここは日本か?しかし、この後雪酔いになるほどのホワイトアウトに。
帰ろっか。
つまり敗退なのだ。
12月から5月末までの約半年間、僕らは雪に恋してシャイになる! オレたちテレ屋!!
まだまだ行けるぞ~
post by: bessyo