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前回、企画した時にはどう言う訳か足にギプスをしてベッドの上。見舞いに来てくれた仲間の幸せそうな話を聞いて夜に涙したものでした・・・いやいや、やっとついにこの日が訪れた!天気予報はバッチリ、
いざ!万太郎へ!
目指すはあの山か・・・
出だしから明るく、深緑に真夏の太陽が透けて見上げる山にも雲は無し。水なんて入っていた方が気持ちがいい!適当にゴルジュが点在し、もちろん小滝もそこかしこに。のっけから笑顔が絶えない、なんて素晴らしい沢なんだ。T氏、いつものN、そして自分の三名で出発!
快晴に近い青空を仰ぎ見ながら、僕らはひとまず一の滝30Mへ向かう。どどんと目の前にそそり立つこの滝を右から高巻いていく。あんまり離れなくともトラバースは容易に出来るはずで、滝の直登を促す残置ハーケンはあるもののここはひとまずクリア。
一の滝から二の滝10Mへは時間はかからない。二の滝を右から上がるとすぐにビバークポイントに着いた。幕営適地はすぐにわかり、適当な空き地が点在していた。薪は充分にあり、タープを張り、夜の闇が訪れるのを焚火おこしながらゆっくりと待つ。このビバークのためにここへやって来たのかも・・・
薄明の時間は静かに過ぎ、虫がおとなしく陰をひそめ、濃紺の空がやって来た!周りの木々に僕らの影が落ち始めた。Tさんがニンニクを焚火に放り込んでいる。これがうまい!!ホクホクしたのをほおばり、味噌をつけて食べたり、お茶を飲んだり、酒を飲んだり、焚火をいじっくったり、ただただ満足だったり・・・3人で焚火を囲み、ひとつの火を眺める。あーでもないこーでもないと話しながら、ユラユラとした炎の波長にあわせる様に時間が流れていく。僕らだけに訪れた最高のひと時・・・。Nちゃん,野菜炒めご馳走様。あ~ぁTさん、そこで寝ちゃった。
時々、虫に顔を撫でられ目を覚ます。星が出ているぞ。今日はやっぱりあったかい・・・ZZzzz・・・
朝、天気よし!朝食を早々に済ませ,目指すは谷川山頂直下!
最後の40Mの三の滝に取り付くとこの上はトイ状の流水になり、急に世界が一変する。
そうして草原へと世界が続くのである・・・
川幅は徐々に狭くなり、水流も乏しくなりゴーロ帯から花畑、草原へと様相は変化をしていく。振り返れば間違いなく僕らは万太郎沢の源頭にいる。もう少しで登山道だ!運のいいことに雲が出てきて暑すぎず肩の小屋へ向かえる。あとは下山するのみだ。やっぱり谷川の沢は良いね~などとおしゃべりしながら温泉に早く浸かりたい!
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