2013年7月3日登山教室机上「沢登入門」の講習会に研修参加♪
今年は暑いですね。暑い夏には沢登は涼しそうですよね。でも簡単に個人で挑戦できるものではないですね。まえから沢登には興味がありましたし、店長にお願いして講習会に研修参加をさせてもらいました。その内容は、私としてはとっても勉強になりました。講習の内容をレポートさせて頂きますので沢登に興味を持っている皆さんのお役に立てれば幸いです。
≪沢登り超入門講座≫※写真は参考写真です。
沢登りの魅力とは…自分でルートを選ぶ事が出来る。
沢登りで重要な事とは…指導者の話をしっかりと聞く。
技術と体力面では、全身の力を必要とし、脚力だけではなく、腕の力も必要とします。
登山道をコースタイムで歩ける体力を必要とし、通常の登山の2倍の体力を使います。
3点確保と読図力も重要であり、1点ずつ動かして体を支え、足の力で登る事が重要です。
登る前に、2,3歩先までよく探す事も必要です。
※手がかりは、ひじが伸びきらない所まで。足がかりは、ひざの高さ位まで。
[沢登りの服と装備]
■服装
速乾素材の山シャツ、パンツで良いのですが、ファイントラックの沢ウェアもご紹介します。
冬山に行っている人は、冬用のアンダーウェアも太田先生はおススメされていました。
■装備
・ヘルメット・沢靴(渓流シューズ+ネオプレーン靴下)か、渓流タビ。必ず必要です。
※渓流タビは、2回目、3回目と使用を重ねる事でなじんできて、より滑りにくくなるとのことです。
・ハーネス
・環付カラビナ
・スリング(120cm)
・初心者の人はあったら便利なものとして、手袋、スパッツ(ケガの防止や寒さ対策)、レインウェアなど。
[沢登りの危険性]
・落石…浮石、特に雨の直後は注意が必要です。周りの人が落とす可能性もあります。
・増水…ゴルジュ(両側の岩壁がせばまっている谷。峡谷。)のある沢など、急に雨が降ってきた時は、上に上がって様子を見ましょう。
・低体温症…水に長く浸かっていると寒くなりやすいです。温かい飲み物を持参したり、レインウェアなどで体を温めましょう。
・人口壁・岩登りとの違い…沢は強引に登ってはいけません。巻き道の時も岩や木を必ず確認してから、つかみましょう。取れたり、折れたりする可能性があります。
なにしろ、慎重に登る事が沢には求められます。
[持ち物]
・ヘルメット ・沢靴 ・レインウェア ・アプローチシューズ ・スリング120cm ・ヘッドランプ ・ハーネス ・環付カラビナ ・着替え ・防寒着 ・行動食 ・水 ・ヒルよけ(あったらよい)
※ザックの中が濡れないように、ビニールで2重にすると良いですが、防水バッグならより便利ですよ♪
※参考写真:2013.07.02 坊主谷にて ヨシキスタッフ
レポート BY 小野