2013.04.06読図集中講座後編実技は三浦アルプスにて開催されました。
天気予報では「週末(6日7日)は海山は大荒れの天気になる為、不要な外出は避けて下さい」と数日前から注意を呼びかける放送が続いていました。
登山教室は6日。気象に詳しい上村講師と相談し、折角の講習会なので
時間を早めて実施する事になりました。
8時逗子集合
今回も前回同様、参加者を4つの班に分けて交代で先頭を歩きながらの講習・・・
駅前からバスに乗り、降りたところから
早速講習が始まりました。
まずは登山口を探します。
道路を渡るとハイキングコースのマップがありました。
登山道に入り、指導標が無い分岐が出てきました。
ここで、指導標が無い場合に気を付けなければいけない事の説明がありました、
特に登りより下りの方が判りにくく
道迷いはほとんどが下りで起きているとの説明も・・・
参加者の皆さん熱心に聞き入っています。
登山道には散ってしまった桜の花びらが、ピンクのジュウタンのよう
そして春の代表的な野の花スミレやシャガが咲き里山の春を
感じさせてくれました。
「これは1/25000の地形図ですが白い線の部分はどのような地形でしょうか」
白のラインのまわりは四方共標高が高くなっている?? 谷間?
ブルーのラインは尾根ですね。
黄色のラインは谷
そう・・・
白のラインは平らな尾根・・・なんですね。
実際にそこに行ってみると納得でした。
「等高線はしっかりと確認する事が大切ですね。」との講師の説明に大きくうなずいていました。
更に進んでいくと今度は1/25000地形図に
登山道が記載されていない。
でも実際には登山道はある。
大きな木に大きな文字。
この木の向こうに分岐が・・・
上に上がる道と真直ぐ伸びている道
本日のハイライトの部分でした。
どちらに行くべきか?
「こういう場合はまわりの建物や目印になるものの位置等を確認してから、自分達の進む方向を磁石で確認して決定する事が大切」との説明
本日の第一目標
1/25000の地形図には標高のみが記載され
ピークの名前の記載がない観音塚に到着。
今日の記念に観音塚で塚を前にして記念撮影!
をした所で・・・
本日の気象状況を考え、予定を変更し、
下山する事になりました。
参加者の皆さんは終始地図やまわりの風景とにらめっこをしながら熱心に講師の言葉に耳を傾けていました。お天気の関係で1時間程講習の時間が短くなってちょっと残念でしたが、参加者の皆さんお疲れ様でした。「読図は経験する事が大切なので、今後も登山教室に参加された際は何時でも、質問等を受け付けます」との言葉で13時読図講習が終了となりました。
登山教室に参加した時は、バンバン質問して下さいネ(^_-)-☆
14:30風雨が強くなる前にお店に帰着できました。 皆さんは大丈夫だったかな♪
読図後編ご参加ありがとうございましたm(__)m
レポートby TOYO