2012年10月13日~14日で、八ヶ岳・赤岳に登ってきました。
今回の登山教室のテーマは「テント泊体験」。各自、自分のテントを背負っての山行です。
1日目のコースは、茅野駅→(タクシー)美濃戸→行者小屋でした。
気持ちの良い秋晴れの中、テントが入った大きなザックを背負い出発。
みなさん口々に「重い・・・。」と言っていました。
美濃戸山荘まで歩いたところで、上村先生によるテント泊装備&パッキング講座。先生の荷物を広げて、中身をチェック。すぐに使わない物をザックの底に入れ、使うものは上部に入れるなど、パッキングのコツも教わりました。
行者小屋までは、気持ちの良い森林の中を、少し長めのハイク。慣れない荷物が肩に食い込みますが、テント場を目指して進みます。
4時ごろ行者小屋に到着。秋山シーズン真っ只中、すでに沢山のテントが張ってあります。
全員が張れる場所を見つけ、さっそくテント設営開始!!初めてテントを張る方も多く、先生に教えてもらいながらの設営です。ポールの組み立て、テントの立ち上げ、風向きに対する入り口の方向、ペグの打ち方・・・etc それぞれにちょっとしたコツを教わり、勉強になったと思います。
この後、みんなでテラスのテーブルをお借りして夕食。ほとんどの方がフリーズドライの食料でした。テント泊なのでフリーズドライ食品で少しでも軽量化です!!今回は、ヨシキスポーツでも扱っている「極食」を持っていきました。極食は南極観測隊のために開発された、とても美味しいフリーズドライ食品です。
詳しくはコチラ→http://www.kyokusyoku.co.jp/index.html
「知床鶏のダッカルビ」を皆さんに試食して頂きましたが大好評でした。フリーズドライとは思えないクオリティで、自分で作るより美味しいです。少々、お値段は張りますが山でのご褒美に如何でしょうか??
2日目。次の朝。起きるとテントが凍りついていました。だいぶ冷え込んだようで、参加者の中には寒くて熟睡できなかった人もチラホラ。こんな体験もテント泊ならでは。きっと忘れられない思い出になったはずです。
2日目のコースは行者小屋→天狗尾根→赤岳→文三郎尾根→行者小屋→赤岳鉱泉→美濃戸です。テントは張りっぱなしで、必要最低限の荷物で山頂を目指しました。この日もとても良い天気で、北アルプスや富士山を雲海の上に綺麗に見る事ができました。
無事、全員で山頂を踏み文三郎尾根を下山。
行者小屋でテントのたたみ方のコツを教わりながらパッキング開始。天気が良い日は、ある程度、現地でテントとシュラフを乾かしてしまうと下山後の後片付けが楽ですね。
帰りは赤岳鉱泉をまわって美濃戸へ。重い荷物で疲れも見えましたが、無事下山となりました。お疲れ様でした。
By staff みやけん