2012.07.07、登山教室で奥武蔵・丸山に行ってきました。
今回の登山教室のテーマはセルフレスキューです。
山に行けば、思わぬアクシデントにあう事もしばしば。そんな時に、適切な対処が出来るかどうかが重要になってきます。
山でのケガで多いのが足首、手首の捻挫。テーピングを使った固定法を学びました。実際に参加者同士でテーピングをしあってもらいましたが、なかなか難しいようでした。とっさに出来るようになるには、やはり練習が必要ですね。
さらに固定力を強くするときは、三角巾を靴の上から巻く方法があります。
また、新聞紙とビニール袋を使ったギブスの作り方も学びました。
午後は搬送方法を学びました。1人や2人で搬送するのは大変で、最低3人以上は必要だと感じました。つまりパーティーは4人以上必要ってことですね。ストックを使って担架を作る方法や8人で手を組んで運ぶ方法もやってみましたが、いずれにしても大変でした。
救助を安全に待てる場所までの、短距離移動が限界ですね。
次に、ツェルトの使い方を学びました。ただ被る方法、ポールやスリングを使用して建てる方法。いずれも、ツェルト無しの時と比べて格段に温かく、快適でした。日帰り登山では必要ない気もしますが、縦走する場合などは必ず装備したいものです。
最後にロープを使い、滑落を想定した救助方法を実践しました。搬送と同様、1人の人間を移動させる大変さを身をもって体感できたと思います。アクシデント無く、楽しい山行ができれば最高ですが、自然の中で遊ばせてもらっている以上、すぐ隣にリスクは転がっています。もしもの時、今回、講習で学んだ事が大きなチカラになると思います。
皆様、雨の中、お疲れ様でした。
By staff みやけん