2011/7/10「YYスペシャル/デジカメ教室」で野反湖に行ってきました♪
今回は15名の参加者中で初参加が8名、ベテランさん7名でした。・・・初参加の方が多いと云う事で、基本からしっかりと講習を受けました。斉藤先生の指導で、参加者の皆さんは目からウロコ・・・・・だったようです (*^_^*)
天気: 曇り時々薄日 スタッフ:講師 斉藤誠先生 スタッフ吉野とよこ
ノゾリキスゲと静かな湖で有名な野反湖。今年は開花が少し遅れているとの事で、キスゲは3分咲き。最盛期は湖畔全体が黄色く染まり、それはそれは見事なお花畑になるのですが、緑の中に黄色が目立つ・・・といった具合でした。当日はお天気がめまぐるしく変化し、風が強く、被写体が揺れて、なかなかシャッターが押せず、押した瞬間風が吹く(>_<)・・・風と格闘したデジカメ講習となりました。
晴天の津田沼を出発し、誰でもが晴天の野反湖を思い描いて・・・到着
しかし・・・空には怪しい雲が(~_~メ)
それでも、期待に燃える参加者・・・
まずは本日のデジカメ講習の小道具の説明&配布。初参加の皆さんは初めてのものばかりでしたが、ベテラン組は自分で用意して来た人も・・
●レフ版(光が足りない時に、お花の下にかざすと、花に対しての光量が増し、花が輝きを増す)
●PLフィルター(好天時に活躍。光のギラギラを抑え青空は更に青く、緑は更に綺麗な緑に撮影できる)
説明が終わり、実際にPLフィルターを使って、効果を確認。
一人一人丁寧に・・・手を取り、カメラを取り・・・
「このカメラみんな暗く映るんですが・・」
「そうですか?ちょっと見てみましょう」
カメラの設定も確認・・・「ほら!明るくなったでしょ」
斎藤先生は超優しい\(^o^)/ 人気の秘密です♪
一つ一つその場で問題を解決しながら・・・
先生は一ヶ所にくぎ付け。前に進めません(@_@) 。
今回、特別参加のJOYトレ講師、宮下氏・・・
張切って新品のカメラ持参で・・・でも固まっている様子?
ザックも降ろし撮影ではなく、カメラに集中・・動こうとしません♪
大丈夫でしょうか????
「写真を撮る時に大事な事はなんですか?」「良い被写体を見つける事です(^_^メ)」
皆さん、それぞれ、お気に入りの被写体を求めて撮影を・・・・
青い空に白い雲・・夏の空になってきました・・・
茶色い斜面にはコマクサが咲いています。
コマクサの撮り方の講習。
コマクサは可憐な花なので、難しいですね。
気持ち良い風が吹いているのですが・・・
撮影している時は・・お願いだから風さん止まって!
・・・心の中で叫んでいます。
■PLフィルター使ってみました:左の写真:使用 中央:不使用
空の色が違いますね。草原に咲くノゾリキスゲの黄色の色が全然違いますね。晴れている時は特に有効だそうです。
■レフ版:右の写真はお花の下にレフ版をかざしている所ですが・・・
曇りの時や、夕方とかで光が足りない時に使用すると、お花は光をもらって輝きます。実験してみましたが、効果はありました。
ちょっとした小道具があるだけで写真の出来上りが変わってくるのですね。
因みにレフ版はアルミホイルをシワシワにして厚紙に張り付けるだけで簡単にできるんですよ。
作ってみては如何でしょうか!
■構図を考える時は1/3構図を意識すると安定感のある写真になるとの事。真ん中で区切れてしまうような写真は見ていて安定感に欠ける事が多い。
■花の写真を撮る時も、上から撮るだけではなく、いろいろな角度で撮ってみる。左の写真はカメラをかなり下から上に向けて撮ったものです。キスゲの存在感がグッと増しますね。
野反湖に咲いていたお花達です。上段左から2番目のコマクサは、現在地元の高校生が管理し、育てているのだそうです。嬉しい事です。また訪れるのが楽しみになります。
上段左より ノゾリキスゲ・コマクサ・カラマツソウ・ウスユキソウ
下段左より ハクサンフウロ・ノゾリキスゲ・オオバギボウシ・イブキトラノオ
お天気がめまぐるしく変化したお蔭で沢山の事が学べました。
日が差して来た時のPLフィルターの有効性の確
認、雨が降った後は水滴の付いた花の撮影、曇の時や夕方等の暗い時は絞りを変える事、
手前に主役をドンと据えると、写真が引き立つ事、風景を撮る時は1/3構図を意識する事・・・・
盛り沢山の講習内容で充実のデジカメ講習でした最後に野反湖を望む展望台で記念写真。
みんな元気にハイチーズ!お疲れ様でした(^o^)
今回参加の皆さん、灰色の雲が空を覆い、時に大粒の雨がポツポツと降って来ても、気にかけず撮影を続けていた姿。先生の講習を少しでも実践しようと、とても熱心に取り組んでいました。
14日に開催された講評会にも、10名が参加。講習会での作品を持ち寄り、斉藤先生より一人一人の作品に付いてのアドバイスを頂きました。
同じ場所で同じように撮影しても、カメラが違ったり、作者の目線が違うと全く違う写真になってくる・・・参加者の写真を見せて頂いているだけでもとっても勉強になりました。
最後に斉藤先生は・・・
「上手な写真を撮ろうと思わなくて良いです。まず自然を好きになる事・・自分の目で自然を見つめて良いな・・と思ったらシャッターを押して下さい。自分の好きな写真が取れればそれが一番です。」・・・そうおっしゃって講評会が終了しました。
※参加者の皆さんに自慢の3点をご提供頂き、作品集を作っています。お来店の時には是非ご覧になってみて下さい。
レポートby TOYOKO.Y