心配された雨でしたが、初日の笹ヶ峰夢見平ミニトレッキングは曇り、いよいよ2日目の山菜取りでしたが・・・朝から雨!雨にもめげずゲレンデに出て山菜取りを楽しんで来ました。
たった2時間でしたが両手いっぱいの大収穫でした (^_-)-☆
スタッフ:リーダー館野氏 サポート吉野とよこ
笹ヶ峰夢見平のお花達はこちらの季節のスナップ写真館でご覧いただけます。
28日 曇りのち雨(バスに乗ってから) |
29日 雨 ロッジビートルすみさんの指導により |
28日 曇りのち雨(バスに乗ってから)
2年前の山菜ツアーは参加者がとっても少なかったのですが、
大好評で今回は間際のキャンセルがありましたが、それでも参加者17名。
今年は早くも梅雨に突入(>_<) お天気が心配でしたが6:00定刻に津田沼ヨシキ出発
最悪の天気を考え・・お昼を宿で・・・段取りをしていたのですが、妙高に近づくに連れてだんだん明るくなってきて・・・
11:35乙見湖到着 早速ニリンソウ・つくしがお出迎え♪
湖畔にてランチタイム(^_-)-☆
山野草に囲まれ残雪の山々を見ながら外でのランチタイムは最高☆彡(写真↓)
ピクニック気分♪
左の写真の左に大きく見える残雪の山が焼岳!
頂上近くから、白い噴煙が立ち上っているのが見えましたよ♪
12:20 お腹もいっぱいになった所で・・・
笹ヶ峰夢見平遊歩道トレッキング開始
その前に・・・残雪の焼岳をバックに記念撮影☆彡
乙見湖から階段を数十メートル登って行くと遊歩道に入ります。
いきなり雪が行く手ををふさいで・・・
雪だ~キャホー(雪を見ると嬉しくなる私)
しかし、結構固い雪、慎重に・・・慎重に。
雪の塊を超えるとそこは・・・・
花園の始まりでした\(^o^)/
白色のキクザキイチゲ・紫色のスミレピンク色のカタクリの群生。
背丈10㎝位の愛らしいお花達が私達を出迎えてくれました。
遊歩道の周辺には残雪が広がり
木々の新芽は出たばかりの黄緑色
冬の名残と早春のおもむき・・・・
地元の人は「水芭蕉は雑草」・・・
と云っているようですが・・
正に!
湿地帯ではない林の中も咲いています。遊歩道のすぐそばを道に沿って・・・本当に雑草のようにめいっぱい・・・咲いていました。
今回は水芭蕉の咲き始めの一番いい時期・・・大当たりです(^・^)
クロサンショウウオの卵・・・池の中に水芭蕉と共に沢山浮かんでいました。前回も沢山ありました。この近辺には多いようです。
私は両生類が苦手(~_~;) 卵だけで十分。成体は・・・
ニリンソウが群生して咲いています。
しかもみて下さい・・・・
花びらの裏がピンク色。とってもかわいい♪
写真に撮りたくなりますよね(^_^メ)
この蕾だけ見ると、チューリップに似ていませんか???私も思わず見惚れてしまいました。
これは、お花や写真が好きな人は進めませんね♪
ニリンソウの花は白色だけではなかったんだ~。
可愛らしいお花達は
次から次と・・・
途切れる事無く、
群生して咲いていました。
左から水芭蕉・エンレイソウ・白スミレ
夢見平にやってきました・・・
本日のハイライト!
水芭蕉の白・・その上に聳える残雪の三田原山・・・山と水芭蕉のコントラストが素晴らしい\(^o^)/
2年前に来た時はすでに水芭蕉の盛りは過ぎ、ちらほらしか咲いていませんでした。
今回は素晴らしい・・・見渡す限り水芭蕉
パンフレット通りの景色が・・・
目の前にありました。
草地には薄紫色のキクザキイチゲが群生♪
しかし(^_-)-☆・・・今回は更に素晴らしいハイライトが私達を待っていてくれました☆彡
夢見平から種歩道にそって行くと菖蒲池に到着♪
更に素晴らしい本当に見渡す限りの水芭蕉の群生・その中で彩りを添える黄色のリュウキンカとピンク色のショウジョウバカマ。サンカヨウも白い花を咲かせていました。
右から2番目の写真・・・ショウジョウバカマとミズバショウそして水の中・・ここにもクロサンショウウオのタマゴが見えました。
尾瀬も水芭蕉で有名なのですが、木道になっていて、人が多く、ゆっくり写真と撮る余裕が無いのが残念ですよね。
夢見平遊歩道は木道にはなっていないので、路の脇でお花達を見る事が出来、すぐ近くでお花の写真が撮れます。とっても写真が撮り易いんですね。
ここは隠れた超お勧めスポットですヨ。
ここでしばしフォトブレイク!
お花を追いかけて・・・
あっという間の3時間
乙見湖に戻ってきました。
乙見湖のほとりにヤマザクラが咲いていました。
雲はだんだん低くなって・・・
15:20バスに乗り込んだ途端・・ザーと音を立てて雨が降ってきました。歩いている間は全く降らず・・・それにしても初日はついていました♪
今年は雪が多く、雪解けが遅いようですね。通常ですと、この時期、水芭蕉やカタクリ・ショウジョウバカマは終わっている時期なのですが、ちょうどぴったり!大当たりでした。
反面、サンカヨウやクリンソウなどはまだあまり咲いていませんでしたね。
今年の山の春は全体的に遅め・・・のようでした。
宿泊は吉野家がファミリースキーでお世話になっていたロッジビートル。妙高国際スキー場の真ん中位に位置しています。
今日の料理はすみさん自慢の山菜尽くし+新鮮なお刺身+名物の豚の角煮
ワイワイガヤガヤゆっくりとごちそうをいっぱい頂いた後、
すみさんによる山菜講座?!
明日の為に熱心に耳と目を傾けて!!!!
外では雨が。。。音を立てて降り続いています(~_~)(>_<)
明日は・・・どうなるかな?????
29日朝・・・雨
すみさん「雨の時は山菜取りはしないんだけど、雨の日は山菜採れないわよ」
私「自己紹介の時、この山菜ツアーにかける並々ならぬ思いを皆さん話していたから・・・雨でも、多少の時間でもとりあえず山菜取りをしないと納得してくれそうもないんだけど・・・」
すみさん「じゃ2時間だけ行きましょうか」 すみさんも覚悟を決めたようです。
と言う訳で出発を遅らせ、完全装備(雨具・スパッツ・カサ)で、バスに乗り込みました。
そう云えばこんな山菜取り見た事ないですよね~
登山だったら絶対登るのをやめて宴会だよね。この雨だったらね・・・そんな事を口々に話しながら、いざ決戦の場へ・・・すみさんが秘密の場所に案内してくれました。
時期が遅れていて、この人数で行って皆が満足する程採れるのかな~?
喧嘩になったらどうしよう(@_@;) ・・・・山菜取りコース入口到着。相変わらずの雨。
本日の山菜取りコースは
スキー場を下から登りながら山菜をとりました。
右のゲレンデを登り途中で左のゲレンデを下る。
「途中人数を確認しますので、笛が鳴ったら、吉野のいる場所に集まってください。お願いしますね。」
「ハイ」皆さんとっても良い返事。
山菜取り開始。
開始直後にもうばらばら。
ゲレンデいっぱいに広がっています。
前回よりちょっと少ないな~・・・・ちょっと心配(~_~)
「大丈夫!少し行くとワラビ畑があるから、みんなそこで足止めされるから」とすみさん。
本当に出てきました。ワラビ畑。
採っても、採っても採りきれない・・
無尽蔵・・・って思うくらいいっぱいある・・
良かった・・・これなら大丈夫\(^o^)/
ガスが出てきました。視界が悪くなり、みんなの姿を確認できなくなりました。
中間地点で・・・笛をピーーーー
ゲレンデ中鳴り響いていました。みんな笛聞こえたらしく見える範囲に集まってきました。
笛って超便利ですね。いつも持ってはいるのですが、使ったことはありませんでした。
今回のスタッフ。館野氏と私。
私は山菜ルックです。如何ですか?
山菜取りの時の必需品。
タオル又はタオルマフラー・カマ・スーパー袋・軍手・そして採った山菜を上からスポット入れられ、背負えるザック又はバッグ。
私はウドをザックに入れて背負っています。皆さんから大絶賛♪ でした。
山菜って結構重いんですよね。特に今日は、雨で濡れてより重くなっている。ザックは楽ですよ(^_-)
来年はこれですね。
今回採れた山菜は主にワラビとウド。最初は「なんちゃってウド」ウドそっくりなのですが、違う・・をみんな採ってしまいましたが、
ウド畑(ウドがいっぱい生えていた所)に案内して頂き、本物のウドをゲット!
その他の山菜はタラの芽、山ブドウの新芽、フキ等でした。
2時間余りでしたが両手いっぱいに採れ、みんなご満悦。
山菜って日本の春の宝探しだと思う。この時期にしか採れない。食べられない。
素晴らしい日本の自然の恵み・・・
そして、山菜取りって、何故か童心に帰らせてくれるみたい・・・
みんな山菜を採っている時って無心。一生懸命山菜だけに集中している。
山菜を見つけた時の嬉しそうな顔。見ている私も思わず笑顔に・・・
雨の中の山菜取り・・・忘れられない思い出になりました。
途中事故渋滞があり少し遅れましたが、20:30ヨシキ到着。
2日間、参加者の皆さんのパワーは絶大でした。皆様のご協力のお蔭で2日間無事終了しました。
ありがとうございました。
レポートby TOYOKO.Y
※帰って来てすぐにワラビのあく抜きをしました。翌日我が家では山菜ずくし。
ウドの天ぷら・酢味噌和え・ウドの煮物・ワラビのお浸し・フキの煮物。普段は野菜系があまり好きではない旦那も良く食べていました。本当に美味しい山菜でした。
勿論、ヨシキスタッフのお土産にも、あく抜きしたワラビとウドを持参しましたよ。