2009.10.25 今年4回目のJOYトレ 小雨けむる笠取山に行ってきました♪
リーダー:館野 健司氏 サポート: 吉野とよ子
作場平橋~ヤブ沢峠~笠取小屋~笠取山頂上~水干~黒えんじゅ分岐~中島川口
東京都の水源の山・・・・
山頂は山梨県。
東京都はお天気があまり良くない・・
長野側は良い天気・・・・
はたして、どちらの天気になるか????
結果は東京都の天気(>_<)
でも雨に濡れたしっとりとした秋・・を
楽しむ事ができました。
今日の風景は季節のスナップ写真館に掲載していますのでご覧頂ければ幸いです。
時々バスの屋根に道路脇の木の枝がぶつかり、
バスがやっと通れる位の細い道・・・
木々はすでに黄葉を向かえ、色づいて・・・・
大菩薩峠の更に奥・・・
やっと到着した登山口の駐車場にはすでにバスが2台駐車していました。
JOYトレ組みも準備万端整えて出発です♪
登山道に入るとすぐ鮮やかな紅葉が・・・
しばらくの間、ゆったりした歩きやすい道を、
沢沿いに登りました。
何故か沢沿いって紅葉がきれいなのですよね。
そして何回か沢を渡ります。
沢にはしっかりとした橋が架かり、
とっても歩きやすい登山道です。
樹林は唐松・・・
10m以上もある唐松が・・・上の方にだけ枝や葉っぱを付けてそびえて・・
この唐松も周囲の木々を従えて・・でん!としてそびえ立っています。
なかなかこんなに立派な唐松もないよね・・・・
指導褾もしっかりしていて見やすく、
見るからに真新しいきれいな木のベンチも
備えられていました☆彡
うれしいですね♪
登山道からはこんな景色が・・・
岩はみどりいろの苔で被われ、
そのまわりには紅葉の落葉がびっしりと・・・
まるで赤いじゅうたんを敷き詰めたよう・・・・
ここはかつて沢だったのだろうか?????
笠取小屋到着!
お腹もすいたし、ベンチもあるし・・
ここで大休憩・・・・昔ながらの山小屋の風情
振り返るとガスにけむり
ひっそりとたたずむ小屋の姿・・・
雨の日も風情があって悪くないですね(^_-)-☆
小さな分水嶺・・の道標
東京都の水源の最初の1滴・・・・・
この道標も周囲とマッチしていい雰囲気じゃないですか?!
黄葉したカラマツの幼木にも水滴が・・・
こげ茶色の草木も秋の趣を深め・・
頂上直下。最初で最後の急な登り・・・・・
いままで、超快適な登りでしたが・・・・
そうは簡単に頂上には立てません。
試練がまっていました(^_-)-☆
標高差100mの超急斜面。
でも大丈夫!
館野リーダーのリズムで、みんな元気に頂上に!
イェーイ・・・
お決まりの元気な記念写真!
笠取山は、黄金色に輝くカラマツ・・
その後ろには、雲海に浮かぶ富士山が・・・
「それはそれは絶景です・・・」と
ガイドブックにありました。
その風景を頭に描きながらここまで登ってきたのですが・・・
そうなんです。
正にこの真っ白なところに雲海に浮かぶ富士山があるはず・・・
なのです。ウ-----残念(>_<)
またきっと来たいね♪
それでは下山開始!
しばらくは稜線です・・・・・
下山路は黒えんじゅ経由中島川口まで
登ってきた道とは違い岩場が続きます。
ウヌ・・・登ってる?????
そうなんです・・・岩場を上って行くと、
三角点と道標が・・・
「笠取山 1953m」・・・・ここが本当の頂上????!!。ガ―――ン
一人で記念写真を撮るのがやっとの狭い頂上。そうなのよね・・
そういえば・・・ガイドブックに「頂上は狭いです」と書かれていました。
さっきの頂上もとても狭く、皆で記念写真を撮るのがやっと・・だったけど。
先ほどは「笠取山・山梨百名山」としか書かれてなかった\(^o^)/
本当の頂上も通過できて良かった・・・ね☆彡
自然の造形美・・・
左の2枚の写真・・・まるで誰かが手を加えて作ったような木の形
そして登山道では・・・倒木にコケが生え、笹や落葉がいろどりを添えて
右の写真は頂上で1本だけ黄葉していたカラマツの木
どこまでも続く天然の赤いじゅうたんの道
こけむした大木
ガスにけむるカラマツを背にした黄葉・・・・
山全体がまるで自然の博物館・・・・
今回のJOYトレは、いつになく、しっとりと、ゆったりと小雨ふる静かな山を味わう事ができました。
たまには、こんな山旅もいいかな・・・・と思いつつ帰路についたのでした。 レポートbyTOYOKO.T