状況が悪い為予定変更 北壁を見ながらのトレッキング 花トレSPツエルマット版第1弾
昨日のクライミングの余韻も覚めやらぬうちに、
今日は、へルンリーフュッテに登る日です。
あまり早く小屋に着いても時間をもてあましてしまうとの事で、11:00集合ロビーとなりました。
しっかりと準備をして、ロビーに下りると、田村さんが来ていました、
マッターホルンは状況が悪い為、今日のへルンリーフュッテ行は変更するとの事。
氷と雪で大変危険な状態で、昨日もレスキュウがあったとの事。
「どうなるかわからないけれど、アタック予定は最終日の25日にしておきましょう。天候の安定をぎりぎりまで待ちましょう。」との田村さんの話。
・ ・・と言う訳で、予定を変更し、軽いトレッキングに行く事にしました。
最後まで登れる事を信じて、なるべく高い所で過ごす事にしました。
そこでシュワルツゼー(ヘルンリー小屋に行く時もここから行きます)まで行って、ツエルマットの街までの下りのトレッキングです。
ここはお花がとってもきれいなコースだそうです。
※お花の写真はこちらから
シュワルツゼーまで行くと、お天気は良いのですが、まわりの山々には雲がかかり、山はあまり見えません
でもお花は・・・・
なんと、歩き出すとすぐお花畑が一面に広がっているではありませんか♪
可憐な高山植物。
何回も何回もバチバチ、パチパチとシャッターを押しまくり・・・・
ここで撮った写真は「季節のスナップ写真館・ツエルマットのお花たち1&ツエルマットのお花たち2」で見ていただけます。
ピントがあっていないのもあるし、同じような写真もありますが、一生懸命撮って来ました。
是非見て下さいね。(*^_^*)
雄大な景色の中、ゆったりと歩いて行きました。
雲は流れ、アルプスの山々の頭が見え隠れしています。
マッターホルンの裾野のトレッキングです。
マッターホルンはすぐそこにあるのですが、相変わらず
姿は雲の中・・・・
こちらの方はトレッキングコースにはなっているのですが、人は少なく、とても静かです。
雲も、山の上の方に上がっていき、視界は良好。
太陽もさんさんと・・・・・
風も心地よく・・・ほんとうにのどかです。
見える景色はどこまでもほんとうに雄大・・・
こちらに来て初めてのリラックスタイム?・・・・
アルプスの3銘花の1つ
「アルペンローズ」
色は鮮やかな濃いピンク。まるで日本のツツジのよう・・・
マッターホルンの北壁が良く見えるお花畑の中でランチタイム♪
でも、マッターホルンは雲の中・・・・
しばらく歩くと向こうの方に集落が見えてきました。
派手なパラソルにお花を飾った窓。
近づいて行くと、集落は5軒ぐらいですが、
レストラン・カフェがあるのです。
家の軒下にパラソルをさして、テーブルと椅子を置いただけの簡単なところでした。
それでも結構賑わっていて、
私たちもコーヒーブレークにする事にしました。
家は5軒ぐらいしかないのに立派な教会がありました。
この辺からは山道ではなく村の道?・・・の雰囲気の道
相変わらずマッターホルンは雲に隠れています。
でも行く手右方向の奥のほうにに昨日クライミングをしたリッフェルホルンの頭の部分が見えてきました。
相変わらず花は多いのですが、咲いている花は背の低い高山植物ではなく
マツムシソウやヤナギラン系のわりと背丈が高い草花に変わってきています。
今までほとんど人に会わなかったのに、この辺りまで来ると、結構人が歩いています。
どこから出てきたんだろう・・・・
益々人が多くなってきました。
ツエルマットの街が近くなってきました。
後ろを振り向くと、
やっと、マッターホルンが姿を現してきました。
やっと出てきたのに、またすぐ見えなくなってしまいそうなので、慌てて写真を撮りました。
街に到着すると、望遠鏡がありました。
マッターホルンも見えています。
太田さんがのぞいていました。
私も見せてもらい、ヘルンリーフュッテがみえました。
でも、雪がいっぱい・・・・
やっと見えたマッターホルン・・・・なのに、
みえて内心がっかり。(>_<)
あの雪では登頂は無理?????
複雑な心境でホテルに帰りました。
帰着は16:30
ゆっくりとはいえ行動時間は5時間でした。
明日は花トレ第2弾。
逆さマッターホルンを見にいきます。
見えるかな・・・・・