始めに予定されていた大尻沼は結氷されていないと言うことで、コースは丸沼高原スキー場のゴンドラのトップから展開される周遊コースへと変更になりました。
ほぼ時間通りにガイドとスキー場のチケット売り場で落ち合い、雲の間から白く雪化粧された白根山を仰ぎ見るゴンドラトップでスノーシューを履きツアースタートです。
背の低くなった大きな赤い鳥居をくぐって樹林帯に突入です。
すぐそこはコメツガ、シラビソ、オオシラビソの樹林帯。
気温は-7℃。
強風ではあるもののこの蜜な樹林に守られながら、たびたびガイドの講習に耳を傾けながらくねくねと歩きます。
樹林の中に出くわした小高い丘でランチタイム。
ここは本来ならば展望台らしく、矢印の先に白根山、至仏山、ひうち、武尊山が一望でできるはずなのですが、午後からの天気回復の期待むなしく残念ながら見渡すことはできませんでした。
再スタート初っ端から皆さん急な下りの洗礼を受けることに。
滑ったほうが早いと流れはスノーシューから尻セイドへとなり、いい滑りっぷりだとか声援が飛び交いながら無事歩き始めます。
火山灰の上の乏しい土の層の上に立つダケカンバの大木などの説明を受け、北関東一高いと言われ、この環境の厳しさに生きる木々達に思いをはせながら、歩くことしばらく。
ついにスタート地点の赤い神社の屋根が目に入りツアーは無事終了。
温泉へと駆け込んだのでした。
By 別所