お中道・お庭の見事な唐松の黄葉と青い空にくっきりとそして堂々とそびえる富士山。
雲海の向こうにちょっとだけみえた南アルプスの山々奥庭の自然の芸術を感じられる景色。
奥庭から3合目の山深い樹林に囲まれた景色。
日本一の山のイメージと違った魅力を味わってきました。
まず富士山五合目に到着。
今日のトレッキングは登りは無く、全て下りのらくらく?トレッキング。
でも日曜日と言うのに五合目の駐車場はがらがら。お中道は独り占め(?)できるかも・・・お天気も良いし、ストレッチングをし、身支度を整えて、リラックスムードでいざ出発!です。
コースとしては今登ってきたスバルラインに沿って戻るようなかたちになります。
歩き始めると唐松の黄葉・黄葉・黄葉。
そこに富士山が青い空に堂々と聳え立っています。でもあまりに近いところから見ているせいか、富士山の頂上がギザギザになっていません?! チョッと変な気持ちです。
コースは土の中に石畳が敷かれ、雰囲気は最高。
ダケカンバの木は葉っぱが全部散ってしまい、幹の白さだけが目立っていました。
今年は台風が多かったからでしょうかチョッと残念です。本当であれば黄葉がすばらしいのに・・・
そういえば、ナナカマドも実だけが赤くなっていて葉がなかったり、葉だけがあって実が全部落ちていたり・・・とナナカマドもかわいそうでした。
30分程歩いたところで、あまりにもすばらしい景色なので、いきなり記念写真!青い空・黄金色の唐松・茶色の富士山・・そして、なによりもすばらしいのが参加の皆さんのとびっきりの笑顔・笑顔・笑顔。 如何ですか この写真!!
この景色を求めて写真愛好家の方々も来ていました。
お天気も良いし絶好の撮影日より(?)聳え立つ富士山の麓は雲海が広がりその向こうに南アルプスの山々の頂上がちょっとだけ顔を出していました。
お中道からお庭へそして目指す奥庭へ・・・お庭からは展望が開け、眼下には奥庭の「自然の芸術」を思わせるすばらしい景色が広がっています。
ここが今回のハイライト。ここにも石畳が敷いてあり、遊歩道のようでした。
スバルラインを横切って、奥庭へ・・・ここには「こけもも」がいっぱいあるとの情報があり、内心「こけもも狩り」ができるのでは・・・と期待していたのですが、残念ながら、こけももの木はあったのですが、あまり実はなっていませんでした。
天狗の面が祭られている天狗岩で記念写真!そして奥庭周遊に・・・
途中展望の良いところでチョッと早いランチタイム。この頃になると風が強くなって寒くなってきました。恒例のお湯沸かし。
でも強風と寒さのせいでなかなか沸きません。いつもだったらゆっくりとリラックスしてのランチタイムなのですが、
今日はとっても寒い為、出発の指示もしていないのに、みんなザックを背負って何時でも出発OK状態。私たちスタッフも慌てて準備をし、3合目に向けて出発になりました。
3合目に下るコースは、今までの唐松の黄葉の面影は無く、いわゆる原生林。9月に花トレで行った北八ヶ岳の白駒の池付近の風景を思わせる樹林帯。ここでも台風の影響と思われる大木の倒木がコースをおおっていました。
コースの道も大雨で大水が流れた跡があちらこちらにみられました。
富士山の5合目以上の丸裸の山肌、お中道付近の唐松・ダケカンバ・シラビソの木々、そしてお庭・奥庭の自然の造形美、3合目迄の原生林の雄大さ、偉大さ・・・・富士山の色々な顔に出会えた1日でした。私たちスタッフも皆様のお陰でとてもすばらしい1日を過ごす事ができました。 ご参加頂いた皆様お疲れ様でした&有難うございました。また次回花トレでお会いできる日を楽しみに・・・・