登山教室7月赤岳編7月29・30日に行ってきました。
お天気はうす曇。バスにてヨシキスポーツ前を出発。
八ヶ岳の美濃戸口でバスを降りて、いざ出発。
30日の目的地は赤岳鉱泉小屋です。美濃戸山荘から北沢を経由して14:00小屋着。
途中沢を何度か渡り、登山道の両脇には色々な種類の高山植物が沢山さいていました。
今回の講習は岩稜地帯の歩き方・・・なので今日のところはウォーミングアップと言ったところでしょうか。気温は低く上着を着てもなんとなく寒い1日でした。
鉱泉小屋はお風呂があるので、早速入り、やっと暖かさを取り戻した感じでした。
お風呂の後は翌日の為の机上講習。机上講習が終わり外に出ると明日登る、赤岳の頂上がガスの切れ目から見え、ひょっとしたら明日は晴れるかも?・・・と期待をさせてくれる景色でした。
鉱泉小屋の食事は豪華でカレーはお変わり自由、ハンバーグ野菜のおかず付。
充分頂いたあと、次の日のお天気を祈りつつ早々に消灯しました。
朝方起きると・・・なんと雨の音。耳を疑うぐらい大きな雨の音でした。
朝食を済ませ、6:20に鉱泉小屋を出発。出発時は雨も小ぶりになりましたが、万全の装備でまず行者小屋に向かいました。
心配された雨も小康状態を保ち、行者小屋を経由して地蔵尾根を順調に登っていきました。
稜線に出る手前の岩稜地帯。クサリあり、ハシゴ有りで今回の教室の核心部です。
白石氏の講習を受けながら、慎重に登っていきました。
稜線に出ると、とても強い風で、立っているのがやっと・・・
稜線は風が強いと聞いてはいたのですが、すごい風でした。
この頃になると、天気も荒れてきていたのですが、とりあえず頂上小屋まで行き、トイレ休憩のみで、下山を開始しました。
雨で滑りやすくなっていたので、皆一歩一歩慎重に降りていきました。
行者小屋まで着て一休みをしていると、急にざあざあ降りの雨。小屋から出ることが出来ません。それでも時間が迫っていたので、雨の中を歩き始め、南沢を経由して美濃戸山荘に到着。
この頃までには雨もあがり、次の日はいいお天気になるかも・・・と予感させてくれるような明るさになっていました。(あとで聞いたのですが、翌日は良いお天気だったそうです)
お天気にはあまり恵まれませんでしたが、講習なので、条件の悪い時に出来たので帰って良かったのではないかと思います。これより条件のよい時はもっと楽に出きると言う事なのですから・・・ なにはともあれ、参加者の皆さん悪天候の中、大変お疲れ様でした。
次は日本一の山「富士山」です。参加予定の皆さん頑張りましょう!ネ
レポートbyYOSHINO