8/18 2日目。
3時20分準備をしてまだ暗いテラスにでると・・・・
満天の星。大きな星座はもちろん、空いっぱいに星&☆彡&星・・星がいっぱい!
星空に見守られながらとうとう始まりました!
ナンチャって山ガールズ吉野&水野の「前穂バリエーションルート入門コース北尾根挑戦!」
まずは、暗い中、ヘッドランプを付けて雪渓の脇の夏道を5.6のコルに向けて登ります。
浮石の多い石の上を歩き、登山道に出ると、急斜面でザレていて、最初から歩きにくく苦戦。
5:00 それでもなんとか5・6のコルに到着。
到着すると私達を迎えてくれたのはオレンジ色に染まった雲に浮かぶ富士山の秀麗な姿。思わぬ歓迎に大感激
やっと頭もスッキリし、腹ごしらえをし、ハーネス・ヘルメットを装着。
「ケアレスミスがあるといけないので、ロープもカラビナも僕たちがセットしますので、何もしなくて良いです。」と、谷ガイド
ロープもカラビナも全てセットして頂き、ロープに引かれて登り始めました。
「すべてやってくれる。私達はただ立っていればよい。100対0ってこういう事だったのね。姫になった気分だね。うふふ」
「5峰・4峰は岩稜帯歩きです。
浮石が多いので気をつけて行きましょう」
北尾根から見るモルゲンロートの穂高連峰。
遠くに槍ヶ岳も見えてます。
北尾根からしか見ることができない景色。
アルプスの朝の素晴らしい景色です(^_-)-☆
こちらは赤く染まった北尾根を行く
谷ガイド・水野ペア。
空も紺碧。朝の清々しい空。
私達は5.6のコルから前穂頂上まで、常にロープで結ばれ安全確保をして頂きました。
『でも私達って「牛に引かれてお伊勢参り」みたいだよね』
「じゃなかったらイヌ?ずーとつながれているものね」(笑)
右写真:
岩稜帯にしっかりと咲くイワギキョウ。こんな岩場でもしっかり咲いています。
左写真:
北尾根4峰
遠方に常念岳・蝶ヶ岳の山並みが望まれる
水野さん・・
北尾根三峰の快適な登攀&
にっこり笑って余裕のピース
それにしてもこのスタイル、お店にいる時と全く変わりませんね♪
(谷ガイド撮影)
吉野・・
北尾根三峰の快適な登攀
(遠くに赤い屋根の涸沢ヒュッテが見えますね)
&二峰最後のクライムダウン前
風間ガイトと
(谷ガイド撮影)
奥穂高岳。
いつも見ている奥穂とは違ってみえます。
奥穂の山の形がとっても綺麗。
こんな均整の取れた奥穂高岳はここからだけ?
ジャンダルムも見えますね。
黒い影は・・・影北尾根?!
奥又白側
梓川がみえます。
今日は本当に上天気♪
8:40 前穂頂上到着\(^o^)/
5・6のコルから3時間40分
あっという間の3時間40分。
楽しいお喋りをしている間にいつの間にか頂上に着いてしまった感じ。もうこれで終り?
谷・風間両ガイドのお陰で無事完登。
バンザ~イ!
みんな揃って記念撮影。ハイピース!(^_-)-☆
頂上からの雄大な景色!
遠くに槍ヶ岳も見えていますね~。
9:00下山開始 一旦紀美子平まで下り、奥穂高岳に登り涸沢まで下ります。長い道のりが待っています。
雄大な景色の中、前穂高岳の一般登山道を下りました。
しかし、前穂の一般道は北尾根の続きのように、急な岩場の連続。
吊尾根登山道でも可憐な高山植物が私達の目を楽しませてくれます。
左:岩場に咲くトウヤクリンドウ
中:強い日差しに輝くウサギギク
右:ヨツバシオガマの蕾
紀美子平から吊尾根を行く。ここは一般登山道でが、快適な岩場で、高度を稼いでいきます。
稜線に出ると、今登ってきた北尾根が目の前に・・・稜線に出る度に北尾根が遠ざかります。
今日2つ目の頂上---標高第3位の奥穂高岳山頂到着
水野さんは始めての北アルプスで、いきなり前穂のバリエーションルートとはね・・・。
しかも、その帰る途中、日本で3番目に高い山
<奥穂高岳>にも登頂しちゃうんですからね~。
いいのかな~・・・・いいんですよ(^_^)/~
私は昨年、17年ぶりで奥穂高岳に登ったのに・・・
14:30 涸沢小屋到着\(^o^)/お疲れ様でした♪
朝3時半に小屋を出てからなんと11時間。やりました♪
涸沢を取巻く穂高岳大周遊パノラマコース走破ならぬ登破♪
それにしても・・・前穂頂上からが長かったね~!!
今回の最大の難関無事終了♪
そうです。私達にとっては大偉業♪ カンパイしなきゃ!
登頂成功を祝って前穂をバックに
並木さん差入れのワインでカンパイ\(^o^)/
テラスでは、テレビカメラの撮影が行われていて、支配人でガイドの谷さんがインタビューを受けていました。撮影は私達が滞在した4日間共行われていました。9月の連休に放映されるとの事でした。
to be continue。。。
by yoshiki |Category: mobile | コメント (0) | トラックバック (0)